2016年7月10日の『Re:animation 9』で、このイベントのために制作された「Dignity of Life」まで80分に渡るパフォーマンスで歌舞伎町シネシティ広場に集まった音楽ファンを熱狂させたのが記憶に新しいHIROSHI WATANABE。現在、トロイトテクノの第一人者的存在Derrick Mayが主宰するレーベルTransmatから発表されたEP『MULTIVERSE』のリリースを記念して全国30カ所以上を回るツアーの真っ最中ですが、そのファイナルが2016年8月6日に代官山Sankeys TYOで開催されます。
ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompakt唯一の日本人アーティストでもあり、Derrick Mayの審美眼により極端に純度の高い楽曲のみがナンバリングされるTransmatからリリースされたということで、世界的にもその荘厳で宇宙を想起させる叙事詩で観客を魅了しているのは、ご存知の通り。そんな彼が、90分にも及ぶ荘厳なライヴを披露し、楽曲の制作段階から各地でのギグを経て生成したクリエイションの結晶を昇華させた特別なライヴセットで約半年に渡った巡礼を締めくくるというのだから、テクノフリークならば見逃せません。
また、Transmatのレーベルメイトであり、MIRAKLES MusicよりHIROSHI WATANABEとの共作「When A Bird Flies」をリリースしているフランス生まれスペイン在住のDJ兼プロデューサーKarim Sahraouiも出演。メロディアスで有機的なエレクトロニックサウンドを表現の交差を体感する機会としても貴重なのではないでしょうか。
HIROSHI WATANABE TRANSMAT “MULTIVERSE” RELEASE TOUR FINAL
■日時: 2016年8月6日 (土) OPEN 22:00
■会場:Sankeys TYO http://www.sankeystokyo.info/ [リンク]
■料金: DOOR ¥3500 ADV ¥3000 Under 23 ¥2500 Before 11:30 ¥2000
■LIVE: HIROSHI WATANABE aka KAITO(Transmat/Kompakt)
■DJ:KARIM SAHRAOUI (Transmat/MiraklesMusic), NAOKI SHIRAKAWA
■LOUNGE:shiba & haraguchic (FreedomSunset),JAVA (Yu-Zen/JTT),MASANORI NOZAWA (medium), TUNE aka FUKUI (INTEGRATION), Yonenaga(R406/Select Kashiwa), Masa Kaaos (PYROMANIA/PHONOPHOBiA)
HIROSHI WATANABE OFFICIAL WEB SITE
http://www.hiroshiwatana.be/ [リンク]