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ウィル・スミス、『スーサイド・スクワッド』がハリウッドのダイバーシティ問題をいかに修正するか語る
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ウィル・スミス、『スーサイド・スクワッド』がハリウッドのダイバーシティ問題をいかに修正するか語る

2016-08-06 09:30
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    現地時間8月1日の夜、米ワーナー・ブラザースのヒーロー集結映画『スーサイド・スクワッド』のワールドプレミアがマンハッタンの北に位置するビーコン・シアターで開催され、熱狂的な歓迎を受けた。デヴィッド・エアーが監督を務めた本作は、ジョーカー(ジャレッド・レトー)、デッドショット(ウィル・スミス)、ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、DCコミックスの悪役たちが団結して、より凶悪な敵に立ち向かう姿を描く作品だ。

    ステージに登壇したエアー監督は、自身の言葉が観衆の声援にさえぎられる間、エージェントに感謝を述べた。そして、ファンが自身に対して叫んでいた、「マーベルのくそったれ」という言葉も発言した(エアー監督はのちにTwitterを通じて謝罪している)。

    劇場内でキャストと合流したスミスは、エアー監督が語った「この作品は、善と悪の戦いを描く映画ではなく、悪と邪悪の戦いを描く映画だ」という言葉を述懐。「世界で最も悪い奴らが集まった映画の1本だ」と付け加えた。

    さらにスミスは、「この仲間たちと一緒に仕事をすることは、いま皆さんがステージ上に見ているような、まさに虹のようだった」とコメント。また、「全ての人種、信条、皮膚の色。これこそ、アメリカが体現すべきダイバーシティであり、この国が体現すべき一体性だ」と語り、大歓声を受けた。

    本作は、1996年の映画『インデペンデンス・デイ』から2012年の映画『メン・イン・ブラック3』まで続いた、夏映画の興行収入におけるスミスの連勝を、再びスタートさせる作品になるかもしれない。また本作は、ロビーがまた見ていないと語った昨春公開の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に続く、さらなるDCコミックスのスピンオフや続編の発射台としても機能することとなる。それでも、アフターパーティに向かうため、『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』に出演したこの女優が「スーサイド・スクワッド」と一緒にジョーカーの恋人であるハーレイ・クインとして立ち去ると、ファンは愉快で気の利いたジョークを飛ばした。

    ビジネス上のコストカットによってプレミアの規模は縮小したものの、ワーナーが『スーサイド・スクワッド』のために出費を惜しむことはなかった。天窓付きのペンシルベニア駅は、巨大なカーニヴァルに見えるよう作り変えられ、バー、そして偽物のタトゥー・パーラーにたたずむ仮装した面々を、箱の中から見渡すダンサーたちも用意されていた。

    会場を訪れた人々には、ハンバーガーやピザ、クラブ・ケーキ、マカロニチーズ、カップケーキ、アイスクリーム・サンドイッチ、綿あめ(2人の男が機械を操作していた)、チョコレートでコーティングされたトゥインキーが振舞われた。

    キャストは深夜までパーティを楽しみ、背中にライオンの刺繍が施されたグッチの青ジャケットを身に纏ったレトーは、世界規模のマーケティングと配給を担当する、ワーナー・ブラザースのスー・クロールと談笑していた。レトーに負けじと、ロビーはちらちらと輝くユニコーンがあしらわれた、アレキサンダー・マックイーンのガウンを身に着けていた。

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1502021
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