BBQの時「こいつ、火を操れるんだぜ」と言われたいアナタへ
ガジェット通信のぐーたらレビュアーふかみんです。
BBQの時「こいつ、火を操れるんだぜ」と言われたいアナタ。これ使ってみてください。マジでオススメです。
僕が絶対オススメできるキャンプ&BBQ用品と言われたらまず頭に浮かぶのがこの「火起こし&ツボ」なのです。
その名も「キャプテンスタッグ 大型火消しつぼ火起し器セット」
あぁ、なんて実直なネーミング。名前はほんと無骨っていうか、そのまんまっていうか。毎回「大型火消しつぼ火起し器セット」なんて言ってられないので僕は単に「火起こし」とか「ツボ」って呼んでます。BBQやキャンプの時は必ず持っていくアイテムで、購入して2年半。10回以上使ってると思いますが、まだまだいけます。見た目はすすけてきてますが、問題なし。
BBQでは「炭の火起こし」ってのはどうしても避けて通れないひとつの難所なのですが、これを使えばホントに今までなんだったんだろうというぐらい簡単に火起こしできます。火起こしが簡単ってのはホントに大事です。簡単ってことは確実に狙った時間に炭をベストな状態にしておけるということで、つまり料理を決めた時間に完成させることができるというわけです。なのでこれができると友人や家族から一定の尊敬を得られます。たぶんですけど、火をおこし火を操れる人ってのは原始の時代から尊敬されることになっているみたいです。
まぁ、僕が操ってるんじゃなくて、この火起こし器がすごいんですけどね。
とにもかくにも火起こしがうまくいくとホントに嬉しいですし、気分も爽快、みんな笑顔です。
逆に火起こしがうまくいかなかった時のことを想像してみてください。みんなイライラ、お腹もすいて、子供たちは泣き叫び、カップルはいがみあい、まるで地獄のような風景です。
どのパーツも余すことなく活躍し複数の機能を持つ、まさに火起こしのための万能ナイフ的な存在
火起こしできるって時点でもうすごいんですが、他にもいろいろすごい点が。
火消しつぼの中にすっぽり火起こしが収まるのがコンパクトでこれまたすごくいいんです。
どのパーツも余すことなく活躍するってのがまたすごいです。機能としては、
・火起こし
・火消しつぼ
を一緒にしたものなんですが、火消しつぼの方は、小さいバケツとしても使えます。
キャンプ行ったときにちょっと川の水を汲みたい、なんてこともあるんですが、意外とちょうどいいものがない。しかしこのツボがあればバケツとして使うことができます。例えばここに水をくんで置いといたりってこともできます。さらに夜「花火しよう」ってなったときにこれに少し水を持っていけば花火の火消しバケツとしても使えます。
まさに一台何役にもなる活躍ぶりなのです。
しかもまだまだこれだけじゃないんですよ。
・ゴトク
・フタ
もついていて、これを焚き火台の横に転がしておくと、ちょっとしたものの一時退避場所として使えるんです。これ重宝します。
火起こし単独商品より便利なワケ
火起こし単独の商品ってのも世の中にはありまして、デザイン的にはそっちの方がかっこよかったりするんですが、火起こしってその中に炭を入れてガンガン火を起こすわけですからどうしても汚れてしまいます。
なので、持ち運ぶときには、汚れが周りにつかないよう、何かに入れて運ぶことになり、結局別途入れ物が必要になったりするわけです。
でもコイツなら、火消しつぼがそのまま入れ物にもなるわけですから、使い終わったらスポッと火起こしを火消しつぼに入れちゃえばいいわけで、実に簡単。特に掃除も必要なくって楽ちんなのです。僕としては火起こし器だけの機能をもったものを買うより、こっちの方がオススメです。
火起こしにそのままヤカンのっけてお湯わかしてもいい
火起こしは、煙突状になっていて、炭を適度に詰めて下から火をつけると「煙突効果」ってやつで効率的に火が下から上へと燃え上がって、短い時間で炭がいいあんばいになります。
僕の場合ですが、炭をおこしながら上にヤカンを置いてお湯沸かしも同時にやったりします。じゃないとあっという間に火柱状態なので。
お湯を沸かすだけじゃなくて、この上に網を置いて、調理したりもできます。フライパンでもホットサンドクッカーでもいい。マシュマロ焼いてもいい。
この火起こし器いっぱいに炭をおこしたら、普通サイズの焚き火台やBBQコンロであれば、余るぐらいの炭の量になります。
なので、この火起こしに炭を少し残しておいて、他の調理や湯沸かしに使うこともできるわけです。
それぐらいの余裕があります。
フタはネジでしっかり留めることができ、転倒しても大丈夫
例えば運搬時には、ゴトクを上からかぶせてネジでしっかり留めることができるので、フタがパカっと開くことはありません。もし転倒しても安全です。
この商品を使うときに少し気をつけて欲しいのは、火消しつぼとして使っている時、本体はかなりの高温になるのですが、見ためだと高温ってことがわからないんです。まぁ、熱ってのは目に見えないので、どうしようもないのですが、子供などが間違えて触らないように気をつけなくてはいけません。さすがに目の前に火があったり赤くなった炭があれば、「熱いぞ!」というのはわかるわけですが、火消しつぼに炭を入れてフタをしてしまうと中がどうなってるのかわからないので、高温であることに気が付きません。
仲間に「中に炭が入ってるから触ったらヤケドするよ!」ときちんとしらせないといけないです。
当然のことですが、うっかり言い忘れると、触ってヤケドしちゃう人がでてくるので注意です。
前日から木炭を詰めておくとさらに素早く火起こしできる
さらに火起こしをスピードアップしたい場合は、BBQの前日の晩のうちに、この火起こし器の中にキレイに木炭を詰めておくとよいです。
そのままフタをして、BBQ場まで持っていって、パカっと開いて火起こし器を出せば、そのまま下側に火をつけるだけで火起こしスタート。
さらに手早く準備をすることができます。ただでさえ便利なのに、こんな工夫をすればもっと便利に。
そんなわけで、ひとつでさまざまな用途なことに使うことができ、収納はコンパクト、持ち運びも楽なこの商品、今後BBQやキャンプで火起こしする時がきたら思い出して購入リストの候補に入れてみてください。
(執筆:ガジェット通信焚き火部 ふかみん)
※撮影協力:メイアンさん
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