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エリザベス・バンクスが、映画『Pitch Perfect 3(原題)』の監督を降板したことを受け、米ユニバーサル・ピクチャーズは、同スタジオが手掛ける中で最も人気がある同シリーズの次作の監督を決定するべく素早く行動し、トリッシュ・シーを監督に指名した。

本紙ヴァラエティは、今年これまでに、バンクスが3作目の監督を降板することを最初に報じた。バンクスは、6月の全米製作者組合によるプロデュースト・バイ・コンフェレンス(Produced By conference)で、母親の務めを果たすために監督を辞退する決断をしたと説明した。

バンクスは9月1日(現地時間)の午後に、新しく監督となったシーへのサポートを、「#PitchPerfectは新たなリーダーを得た― とても興奮している。トリッシュ・シーが#PP3の監督よ!」と、ツイートした。


#PitchPerfect has a new leader – so excited @bigbadtrish is directing #PP3! pic.twitter.com/KRbTv5oBsi

— Elizabeth Banks (@ElizabethBanks) 2016年9月1日



ユニバーサルは最近、バンクスの代わりを見つけるために同作の米劇場公開を2017年12月22日に延期していたが、すでにシー監督との契約を済ませており、製作はスケジュール通りに行われるはずだ。

同シリーズ1作目はジェイソン・ムーアが監督を務め、製作費1500万ドルで興行収入で大成功を収めた後、ムーア監督は、ユニバーサルが2作目にゴーサインを出すよう、シリーズ化を立ち上げる手助けを行った。

アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ブリタニー・スノウは、全員が再出演の契約を交わしており、ケイ・キャノンが脚本を執筆中だ。マイク・ホワイトが過去のドラフトを執筆した。

バンクスはゲイル役として再出演し、ブラウンストーン・プロダクションズのマックス・ハンデルマン、ポール・ブルックス、ゴールド・サークル・フィルムズのスコット・ニーマイヤーと共にプロデューサーを務める。製作部門副社長のサラ・スコットが、ユニバーサルで同プロジェクトを管理する。

『Pitch Perfect 3(原題)』は、シー監督にとってこれまでで最大の作品となるが、映画『ステップ・アップ』シリーズで最も新しい映画『ステップ・アップ5:アルティメット』を監督したこともあり、ミュージカル作品は初めてではない。

シー監督は、UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。

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