米ウォルト・ディズニー・カンパニーによるポリネシアン系プリンセス映画『モアナと伝説の海』が、長編冒険物語を展開するためのボイスオーバーを開始した。

予告編では、老人の様なナレーションが「何世代にもわたり、この平和な島は私たち家族のふるさとだった」と語り、「だが、サンゴ礁を超えて巨大な危険がやって来た。伝説は、彼女に半神半人のマウイを見つける旅に出るよう語りかける。そして、彼らは力を合わせ、私たちを全てのものから守るであろう」と続ける。

そして、伝説が語るように、映画のタイトルである主人公のモアナ(アウリィ・クラヴァーリョ)はマウイ(ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソン)と出会い、力を合わせて大海へと乗り出していく。

「マウイ、様々な姿に形を変える風と海の半神半人、私は…」と、尊敬すべき仲間に語りかける。

マウイはその言葉を途中で遮り、「男たちのヒーローだ」と言って彼女が自分の正式な肩書を知っていることを確認する。

マウイは空を飛ぶ鳥に変身する能力を持っている一方で、モアナは水を操る能力を持っている。

「海は私の友人なの」とモアナは語る。

2人の間には、冗談を言い合う友情のような仲間意識が生まれるが、2人の相性は道を進むうちに思わぬ障害を生み出すことになる。

トレーラーの中で、マウイはモアナに「俺はこんな小さな子供と一緒に任務を果たすつもりはない」と語る。

ミュージカル『ハミルトン』を手掛けたリン・マニュエル・ミランダは、『モアナと伝説の海』の音楽の一部を担当した。ミュージカルにはアラン・テュディック、ジェマイン・クレメント、ニコール・シャージンガー、ミランダと『ハミルトン』で共演したフィリッパ・スーらが出演している。

『モアナと伝説の海』では、映画『リトル・マーメイド/人魚姫』、映画『アラジン』、映画『プリンセスと魔法のキス』を共に手掛けたロン・クレメンツ、ジョン・マスカー両監督が再びタッグを組む。

『モアナと伝説の海』は感謝祭の日である11月23日に米劇場公開される。

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