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フランス映画祭2016で最高賞のエールフランス「観客賞」を受賞し、話題を呼んでいる感動のヒューマンドラマ『92歳のパリジェンヌ』が、10月29日より公開中です。

【ストーリー】
かつては助産婦として活躍し、今は子供や孫にも恵まれ、ひとり穏やかな老後を過ごしているマドレーヌ。まだまだ元気な彼女だが、気がかりなのは、数年前からノートに書き記している「一人でできなくなったことリスト」の項目がどんどん増えていること。そんな中で迎えた92歳の誕生日、お祝いに駆けつけた家族に対して彼女は驚くべき発表をする。皆に迷惑をかける前に、自らの手で人生に幕を下ろす決意をしたというのだ。絶対反対を唱える家族たちと、決して揺るがないマドレーヌの意志。しかし限られた日々の中で、家族たちはマドレーヌの想い、そして彼女の生きてきた人生と触れ合っていき……。

監督は女優としても活躍するパスカル・プザドゥー。主演は近年監督としても名を馳せているフランスの名女優サンドリーヌ・ボネールと、84歳の今も舞台・テレビ・映画で活躍をするマルト・ヴィラロンガ。リオネル・ジョスパン仏元首相の母の人生を、作家である娘ノエル・シャトレが綴った物語を原案とし、自分の美学を貫き、美しく、凛としたまま人生を終える決意をした一人の女性とその家族を描きあげる、感動の物語です。

今回解禁された本編映像は、冒頭のシーンである母マドレーヌが92歳の誕生日パーティで「2ヶ月後に旅立ちます」と伝えてから、最後まで自分を通す母と、娘ディアーヌの葛藤を映したシーン。自分らしく生きることにこだわる母と、彼女の想いに向き合った娘が過ごした、最後の日々。ぜひ映像をご覧ください。

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<映像場面/説明>
■シーン1:
身体の自由が利かなくなってきたら、自ら人生を終わらせたい。そんなマドレーヌの計画を理解して応援してくれるのは、身の周りの手伝いをしてくれるヴィクトリア(ザビーネ・パコラ)だ。優しさとユーモアに溢れた彼女は、残された家族に迷惑を掛けないようにと黙々と荷物を整理するマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)を、「棺桶も自分で閉めるつもり?」と笑わせる。

■シーン2:
娘ディアーヌ(サンドリーヌ・ボネール)からの同居の申し出を「家に帰るわ」と車の窓を閉め、キッパリと断る。ディアーヌは「信じて欲しい」と伝えるが、マドレーヌに「なぜ知らんぷりを?」と問われると、今まで迷っていた気持ちが爆発し、「認められないからよ!」と大きな声を出してしまう。一人暮らしを続けるマドレーヌは、腰を痛めてボヤ騒ぎを起こし、救急車で運ばれ入院することに。ディアーヌと息子ピエールは、担当医にあと35日で死ぬと言う母の気持ちを訴え、先生からなんとか母を説得して欲しいと頼むが、ディアーヌの心は揺れ始めていた。

【本編映像】フランス映画祭2016で最高賞を受賞!『92歳のパリジェンヌ』
https://www.youtube.com/watch?v=3fOTcDFhGeI

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