10月11日(水)うどん県=香川県が『「うどん県、それだけじゃない香川県」プロジェクト2012 秋バージョン』を始動させるにあたり、なんでも究極の“1万円のうどん”が食べられると聞いて早速丸の内“東京ジョンブル”というフレンチ店で行われる『さぬきうまいもん祭りin東京』へ行ってきました!
当日は浜田知事、木内晶子副知事もいらっしゃり、秋の新プロモーションビデオの予告も見せてもらいました。
今度のうどん県は「うどん県民…走る」。
要潤副知事も走っていました(笑)。どんなPVに仕上がるのか……それは10月22日のお楽しみだそう。
さて、本日のメインイベントはやはり“1万円のうどん”何やら香川の粋を集めたような匂いがぷんぷんします。まずは浜田県知事たちがお召し上がりになります。
皆さん、うなる美味しさの模様。なかでも“香り”に言及される言葉が多かったです。
この究極のうどんを語るうえでのキーワードはどうやら“香川県産オリーブオイル”とそのオリーブを飼料に育てられた牛・オリーブ牛を使っての“フォン・ド・ブッフ仕立ての究極のだし”にあるようです。
早速私たちも実食! 料理には“オリーブ牛”や同じくオリーブ飼料で育てられた“オリーブハマチ”が付いていますが、見た目だけだと「1万円に見合わないのでは?」と思わせる内容。
しかし、ひとたび、そのスープを口にして初めて“価格の価値”の意味を知ります。今まで食べたことのないような複雑な味を醸していましたよ! 少し舌に残る酸味は牛の血液が織りなす独特の味だそうで、全然嫌な味ではなく、むしろ鮮烈な印象を受けました! 例えて言うなら、普通のさぬきうどんの出汁が○ならば、この出汁はもっともっと複雑で上に向かう様なそんな軽やかな味で、多分私が人生で味わうのは今宵だけであるような、そんな特別感がありました。
あまりに感動したので、作り手の山口総料理長にお話を伺いました。
出汁の真髄はオリーブ牛のすね肉。これと一緒に牛の出汁を引き出しやすくするために讃岐コーチンを一羽 (本来のコンソメスープの出汁を取る手法)。これで8時間から10時間かけてじっくり出汁を取り、一晩寝かせた翌日、 牛ロースをミンチしたものを5時間かけて煮込むのだとか。そして仕上げにこれまた香川県特産の伊吹いりこを通し、味にまとまりを付けるのだそう。
何故フレンチ店でうどん? と思っていましたが、決め手はこのフレンチを知り尽くしたシェフならではの丁寧な行程があってこそと納得しました。
つまりオリーブ牛(すね)+オリーブ牛(ロース)+讃岐コーチン+伊吹いりこといった香川の粋を集めた食材と、一流シェフが惜しみなく費やした手間ひま……1万円の真髄はその出汁にこそあると言い切ってしまっても良いのかもしれません。
なおこの1万円うどん、反響が大きければ東京ジョンブル さんで期間限定・完全予約制にて注文を受け付ける可能性もあるとのこと。
そしてまた出汁は別として、うどんを楽しみたい方に朗報! 今回のうどんは“さぬき麺業株式会社”さんのものですが、その讃岐麺業株式会社の社長さんが、じきじきに麺打ちの実演をしてくれるイベントがあるそうです!
10月24日(水) 11:30~14:00
予約不可だそうで、少し早めに並びに行った方が良いかもしれません。
東京ジョンブル
http://www.tokyojohnbull.jp/
住所:東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル28階
交通:JR東京駅 日本橋口 徒歩1分
地下鉄東西線大手町駅B6出口 徒歩1分
電話:03-3242-3451
営業時間:
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~21:00
※この記事はガジェ通ウェブライターの「覆面A子」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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