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主演を務めるライアン・レイノルズとのクリエイティビティの相違により、ティム・ミラーが映画『Deadpool 2(原題)』の監督を降板しておよそ1か月後、映画『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチ監督が後任を務めることが決定した。
シャーリーズ・セロンが主演を務めるスリラー映画『The Coldest City(原題)』を手掛けたリーチ監督は、10月22日(現地時間)にミラー監督が続編を降板した後、後任の有力候補として名が挙がっていた。ミラー監督の降板は、脚本の開発プロセスに入っていた時に起こり、続投が大いに期待されていただけに驚きをもって受け止められた。
4月にラスベガスで開催されたシネマコンで、米20世紀FOXは、レイノルズもミラー監督も続投するであろうことを発表した。2016年のバレンタインデーに公開された映画『デッドプール』は、同スタジオに大ヒットをもたらした。同作は、全世界で7億8600万ドルという興行総収入を上げ、R指定の映画作品として過去最高の興行収入を記録した。
『デッドプール』のクリエイティブ・チームの大半は、続編『Deadpool 2(原題)』に参加することが決まっており、スナイダーがシネマコンで認めたところによると、前作の脚本を手掛けたレット・リースとポール・ワーニックも続投するようだ。米20世紀FOXは現時点では、『Deadpool 2(原題)』の公開日を確定していない。
リーチ監督は、映画『ジョン・ウィック』でチャド・スタエルスキと共同監督を務めて監督デビューを果たした。リーチ監督とスタエルスキ監督は、以前、スタント・コーディネーターとセカンド・ユニット・ディレクターとして働いていた。
米20世紀FOXは、『デッドプール』の第3弾の開発をスタートしたとされているが、現時点では監督は確定していない。同スタジオは、コメントを控えた。
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