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『RANMARU 神の舌を持つ男』向井理・木村文乃・佐藤二朗インタビュー「無謀で無茶ぶりまさかの映画化」
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『RANMARU 神の舌を持つ男』向井理・木村文乃・佐藤二朗インタビュー「無謀で無茶ぶりまさかの映画化」

2016-12-02 20:30
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    「絶対舌感」という特殊能力を持つ男・朝永蘭丸を主人公に、2016年7~9月に放送されたコミカルミステリードラマ「神の舌を持つ男」が映画化。『RANMARU 神の舌を持つ男 ~(中略)~ 鬼灯デスロード編』が12月3日より公開となります。

    蘭丸役の向井理さん、木村文乃さん、佐藤二朗さんのトリオはそのままに、木村多江さん、市原隼人さんら豪華俳優陣をゲストに迎えた劇場版。堤幸彦監督の演出は映画になりさらに過激化! 木村文乃さんが思わず「たっ楽しかったです」とどもってしまうほどの無茶ぶりにどう応えたのか? インタビューで色々とお話をうかがってきました。

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    ―ドラマ『RANMARU神の舌を持つ男』が映画化! という事で、最初に映画化のお話を聞いた時は率直にどう思いましたか?

    向井:無謀。(笑)

    木村:まさか! と。

    佐藤:ま、ま、「ま行」で始まらないといけないんですよね? う〜ん。いや、ま行は辞めときましょうか。『RANMARU(全角)U 神の舌を持つ男』はドラマの時から、様々な場所で撮影して、面白い経験も出来たので、まあ還暦過ぎたおっさんがね……、堤幸彦が喜ぶのならやりましょう、と(笑)。

    向井:わけのわからなさが映画はもっとスケールアップしていて、監督の世界感がすごく飛び抜けているんですよね。もちろん良い意味ですよ!

    ―本当に映画ではあの世界観が格段にパワーアップしていますよね。撮影は楽しめましたか?

    木村:たっ、楽しかったです。

    佐藤:今、本当に言葉詰まったよね。「たっ、楽しかったです」って、台本に書いてあっても恥ずかしくてそのまま言えないやつ(笑)。

    向井:(爆笑)でも本当に光は、早朝の撮影からあのテンションで挑まないと行けないので、大変だったと思います。蘭丸はあのキャラクターなので“堤さんの無茶振り”という物はほとんど無くて、蘭丸が崩れすぎてしまうとお話に収拾がつかないので。

    佐藤:そう、そういう意味では今回俺が演じた宮沢寛治もツッコミ役で、俺がいつもやらせてもらう様なボケが多いキャラクターでは無いので、光は本当に大変だったと思います。

    木村:常にあのテンションなのと、その場で「これをやってみて」と堤さんに言われるものですから、なかなか苦労しました。

    佐藤:俺たちくらいの世代でしかも一部の人しか分からない様なボケをね、どんどん入れてくるわけですよ。「これはカットされるな」って内心思いながら演じると使われたり、その逆もあったり。

    木村:その要望をいかに楽しく演じられるかというのが大変でした。私自身は何の面白い味も無い人間ですので……。

    向井・佐藤:いやいやいや!(笑)

    向井:でも本当に大変だったと思います、お疲れさまでした(笑)。

    木村:光のキャラ作り以外でも、ドラマ版から男だらけの現場だったので、屋外撮影でも日傘をさしたり、という事をやっていなかったんですね。でも今回ゲストで木村多江さんが参加されて、「大丈夫? 疲れてない? この現場大変ね」って気遣ってくださり、ああ女神だと思いました(笑)。

    ―完成した映画版を観て、皆さんのオススメポイントやシーンを教えてください。

    木村:冒頭の蘭丸のセリフ長まわし! 撮影中、ほぼ一発でなんなく読み切った時はすごいなあと感動しました。

    向井:あんなに長いセリフ結構カットされるかなと思ったら、ほぼ、そのまま使われてたので驚きました(笑)。映画のゲストでいうと、ボヘミアン女将の財前直見さんのテンションはすごかったです。いきなりエンジンがかかって。

    佐藤:いや~財前さん、弾けてたよねぇ。皆、堤さんに言われたことを演じる中で、財前さんだけ、ご自分から足してきたからねえ(笑)。堤さんも「それ、頂きました!」って(笑)。ホント、先輩俳優の攻めの姿勢に脱帽でした。
    向井:あとは、かごめかごめのお婆さん達のパワーに圧倒されました。全くブレーキかけないで全力でやってくださって。

    佐藤:全力のシーン終わってから、休憩所でグッタリと横たわっていて、本気で心配しちゃった事もあったなあ。あの後、関係者試写会であのお婆さん役を演じられた皆さんにお会いしたんですけど、役柄のボロボロの着物と全然違うドレッシーな姿で、なんか嬉しかったですよ。

    ―ぜひ、これから映画をご覧になる方には財前さんのキレキレ演技にご注目いただきたいですね(笑)。作品の中で、光は“2サスマニア”ですが、皆さんは何マニアでしょうか?

    木村:器マニアです! このメンバーで映画のPRの為に参加させていただいたロケでも器を買ったので使うのが楽しみです。

    向井:僕は薫製マニアですかね。この映画のロケ中も、待ち時間が長いのと、広い場所が多いので薫製を作って皆さんにふるまいました。卵とかチーズといった定番はもちろん、魚のすりみ系は薫製に合います。

    佐藤:この薫製が本当に美味しくて、俺ももらってその日の夜に部屋でお酒と一緒にいただいてね。俺はつまみマニアですね。最近は美味しいかつおぶしをつまみに一杯やるのにハマってます。

    ―それはぜひ試してみたいです! 今日は楽しいお話をどうもありがとうございました。

    RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編
    http://ranmaru-movie.jp

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