• このエントリーをはてなブックマークに追加
兄の秘密はクローゼットに隠した生首 ぼくはこっそりそれを…… 恐ろしくも美しい衝撃のホラー『ファウンド』
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

兄の秘密はクローゼットに隠した生首 ぼくはこっそりそれを…… 恐ろしくも美しい衝撃のホラー『ファウンド』

2017-01-06 23:30
    Found-Still-04-Marty-and-Steve-500x333.jpg

    ママの秘密はベッド下のラブレター、パパの秘密は車庫に隠したヌード雑誌、お兄ちゃんの秘密はクローゼットのなかの生首――。

    トロントアフターダーク映画祭ほか、世界各国のホラー&インディペンデント系映画祭で42部門受賞、50部門ノミネートされた衝撃のホラー映画『ファウンド』が日本上陸。『未体験ゾーンの映画祭2017』にて1月10日より上映となる。

    主人公のマーティは11歳。学校ではいじめられ、両親も不仲。そんな彼の楽しみは、家族の秘密をのぞき見すること。なかでも、兄のスティーヴがクローゼットに隠している生首を、バレないようにそっと取り出して眺めるのが好きだった。時々変わるその生首は、ある日マーティをいじめた同級生の首へと変わっていた――。犯人は、兄なのか、“ぼく”なのか? 

    ce14e96a449453308a8e2c611d7439fc-500x333.jpg

    “クローゼットに生首”という一見不条理なストーリーが、不安定な少年の心情と、“兄弟”という絶妙な距離感の他者との関係性によって違和感なく描かれる『ファウンド』。今にも壊れそうな少年の毎日が終わりを迎えるとき、恐怖の先にある、美しく清々しいラストシーンが待っている。

    ホラー映画VHSのコレクターの兄とホラー映画好きの弟の、「『ヘルレイザー』を貸して」「『ミディアン』も面白いよ」なんて会話や、劇中に登場するスラッシャー映画『HEADLESS』の描写も、ホラー好きならニヤリとしてしまいそうだ。映画『FOUND』は1月10日より『未体験ゾーンの映画祭2017』にて公開。どうぞ、お楽しみに。

    『ファウンド』
    監督・脚本・編集:スコット・シャーマー
    原作・脚本:トッド・リグニー
    制作・撮影:レヤ・タイラー
    出演:ギャビン・ブラウン、イーサン・フィルベック、フィリス・ムンロ、ルーイ・
    ローレス、アレックス・コギン
    原題:FOUND/カナダ/英語/カラー/103分/R-15
    配給:AMGエンタテインメント

    『未体験ゾーンの映画祭2017』
    実施会場:ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル梅田、一部作品除きオンライン上映あり
    公式サイト:http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017

    060b3584564f903a2cb9a585ece8ed8c-495x700.jpg

    MG_2154-500x333.jpg

    da59c02ea7e3689ddd9fc0015e72518a-500x376.jpg

    6775358e46b95df2b084aa996725aa9d-500x279.jpg

    58bdd8b00761ac4f6d370b6b89f57728-500x333.jpg

    (C) Forbidden Films, LLC All Rights Reserved.

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1586900
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。