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毎週日曜よる10時から放送しているTBS系『林先生が驚く初耳学』。1月29日の放送では、ネギトロの名前の由来について解説があった。

番組序盤に「ネギトロのネギは葱じゃないって知ってる?」と聞かれた人気予備校講師・林修先生。この問いに、「リサーチしていなかった!」と初耳学認定。

ネギトロの“ネギ”は野菜の“葱”ではないことに加え、“トロ”もマグロのトロではない。

<ネギトロの名前の由来>
ネギトロは元々捨ててしまうマグロの中落ち部分を使用。身を骨の周りから削り取ることを「ねぎ取る」と呼んでおり、そこから「ネギトロ」に変化したと寿司職人が説明。

さらに、元の語源は建築用語で、地下構造物を作る時、地面より下の土を掘ることを「根切り」と呼んでおり、それが寿司業界にも広まり「ネギトロ」が誕生。

ちなみに、お寿司の「トロタク」や「トロ鉄火」のトロは、マグロのトロ。

この解説に林先生は、「だって葱が入ってるから葱だと思いますよね!」と悔しそうな表情を浮かべた。

番組を見た視聴者からも「ネギトロのネギはネギじゃないのは知ってたけど、トロがトロじゃないのは知らなかった」や、「ネギトロのネギは葱じゃないって結構有名だと思ったけど、林先生もリサーチかけたこと無い事は知らないんだな」といった反応があった。

ねぎまはそもそも焼き鳥じゃない

ちなみに、ねぎまと言われて思い浮かぶのは焼き鳥だが、元は葱とマグロを煮た鍋料理“ねぎま鍋”からきている名前。葱が間に入っているからではなく、“葱”とマグロの“ま”をとって“ねぎま”(漢字では葱鮪)。

その鍋料理を手軽に食べられるように串に刺した煮物や焼き物「ねぎまぐろ」が生まれ、マグロの代わりに鶏肉を使ったことにより今の焼き鳥の“ねぎま”として定着していった説が有力なようだ。

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