『大人ディズニー 素敵な塗り絵レッスンブック』シリーズを参考に、初心者でも素敵な塗り絵を楽しむための連載、第二回目です。
第一回目はこちら:
【楽しい大人の塗り絵レッスン】輪郭線を黄色でなぞるだけでキラキラ妖精オーラがあふれ出す!
http://getnews.jp/archives/1650682[リンク]
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前回は、キラキラオーラの表現でしたが、今回は、画材とカラーバリエーションのアレンジについてです。
画材を変えるだけでこんなに違う
塗り絵といえば、色鉛筆で塗るものだと思っていませんか?でも、気分に合わせて色んな画材を使ってみるのも楽しいですよ。
『大人ディズニー 夢の世界へ 素敵な塗り絵レッスンブック』の10ページでは、同じ下絵をいくつかの画材で塗り比べています。絵柄は仲良く湖デートするミッキーとミニー。少しレトロな雰囲気ですね。
水彩色鉛筆
比較的オーソドックスな画材です。
筆圧の強弱で好みの雰囲気が作れるのが特徴で、ふんわり塗ればファンシーな世界を表現できます。
まずは普通に着色したもの。お魚には水玉模様を描いています。
さらに水を含んだ筆を使って水彩タッチにして、水の透明感を出してみます。
にじみやぼかしが簡単に表現できるので、川面や空、山といった広範囲な背景での使用が効果的です。
水性サインペン
発色の良さが特徴で、全体をビビッドに仕上げたいときはもちろん、部分塗りやベタ塗りにもおすすめ。
なんとなく現代アートっぽさやアメコミっぽさを感じませんか?
3色ボールペン
オフィスやお部屋に落ちていそうな、もっとも手軽なアイテム。
白を意識的に残すのがポイントだそう。
ジグザグ塗りでカジュアルに仕上げると大人っぽいレトロポップな雰囲気に。
ボールペンというとそっけないイメージでしたが、なんだかマリンでオシャレな一枚に!
ちなみに、3色ボールペンで「描く」発想って、私にはあんまりありませんでした。
そういう本が発売されているほど、画材としても認知されているようです。
『3色ボールペンで描く乙女の手帳イラストレシピ』
(sayasans著、インプレス刊)
色を変えるだけでこんなに違う
お次はカラーバリエーションテクニック
こちらのアツアツカップルは、同書11ページのレッスン課題。
色味によってどこまで変わるのか見ていきましょう。
各図の中でふってある番号は、ファーバーカステル水彩色鉛筆の色番号です。
ノーマルカラー
見慣れた色合いを素直に塗るとこんな感じ。
上から光が差し込む様子を意識して、光が当たる部分の色をとばしているのがポイント。やわらかいトーンの色味がぴったり。
セピアカラー
セピア色の写真をイメージ。
茶系の4色を使ってやさしく塗ることで、ノスタルジックな雰囲気に仕上がります。素敵なカフェに飾れそう。
ブルーカラー
青写真をイメージ。
言われないとわかりにくいですが、この一枚に青系の色を4色も使っているんですね。デザイン性の高いスタイリッシュな仕上がりです。
先に同系色の色鉛筆を数本だけ選び、それだけ使う、と決めて塗り始めても良いかもしれません。
『大人ディズニー素敵な塗り絵レッスンブック』には、こんなカラーガイドも掲載しています。
同じ絵柄の中にオリジナリティを出せるのも、塗り絵の醍醐味ですよね。
今回ご紹介したような、画材やカラーバリエーションやその応用で、ぜひ自分だけの一枚を楽しんでみてください。
次回もまた、素敵な塗り絵テクニックをご紹介します。
どうぞお楽しみに☆
今回参考にしたのはこちら
ご紹介しているテクニックはすべて、『大人ディズニー素敵な塗り絵レッスンブック』シリーズに載っています。
たくさんの塗り絵レッスンと、ディズニーの夢のような世界観がふんだんに詰まった塗り絵がまとまっている、はじめての大人の塗り絵にピッタリの一冊ですよ。
※写真左
『大人ディズニー素敵な塗り絵レッスンブック』(MdN)
著者:INKO KOTORIYAMA
定価:本体1,200円+税
ISBN:9784844365990
※写真右
『大人ディズニー 夢の世界へ 素敵な塗り絵レッスンブック』(MdN)
著者:INKO KOTORIYAMA
定価:本体1,278円+税
ISBN:9784844366331
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