FOXサーチライト・ピクチャーズは、歴史に残る男女テニス対抗試合を描く伝記映画『Battle of the Sexes(原題)』を、アワードシーズンに合わせて公開することを決定した。物語の主人公である女子テニス選手ビリー・ジーン・キングをエマ・ストーンが演じ、対する往年の男子選手ボビー・リッグスをスティーヴ・カレルが演じる。同作は、9月22日に米劇場公開を予定している。
同作の撮影は、ロサンゼルスで4月に開始する。当時29歳のランキング2位のキングと、元ウィンブルドンチャンピオンの55歳のリッグスが行った1973年の対決は、国民の想像力を搔き立てるものであった。プライベートな部分では、キングは自身のセクシャリティを受け入れようと葛藤し、リッグスは過去の栄光を再現するために自身の名声に懸けていた。
アンドレア・ライズブローが、キングのヘアスタイリストで恋人のマリリン・バーネット役、エリザベス・シューがリッグの妻役、オースティン・ストウェルがキングの夫役、サラ・シルヴァーマンが、ワールド・デニス・マガジンの創刊者グラディス・ヘルドマン役、ナタリー・モラレスがテニス選手ロージー・カザレス役。ジャシカ・マクナミーがテニス選手マーガレット・コート役で同作に出演する。
『Battle of the Sexes(原題)』は、映画『ラ・ラ・ランド』でストーンが第89回アカデミー賞主演女優賞を獲得して以来の出演作となる。
『Battle of the Sexes(原題)』の米劇場公開日には、ライオンズ・ゲートによる山火事を題材としたアクション映画『Granite Mountain(原題)』、米ワーナー・ブラザースによる映画『LEGO(R)ムービー』のスピンオフ・アニメーション映画『Ninjago(原題)』の2つのメジャー作品が同日公開となる。