10月6日(土)、新宿バルト9にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、鹿目まどか役の悠木碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さん、美樹さやか役の喜多村英梨さん、巴マミ役の水橋かおりさん、佐倉杏子役の野中藍さん、キュゥべえ役の加藤英美里さんが登壇した。司会は、劇場版ができたことによって会社の方に勧めやすくなったというニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん。
『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月から4月にかけて放送されたテレビアニメ。『ひだまりスケッチ』の作者である蒼樹うめ先生の描くかわいらしいキャラクターと、虚淵玄氏による重厚な世界観で話題を呼んだオリジナルアニメ。既に前後編が公開され大反響を呼んでいる本作であるが、その前編である“始まりの物語”の舞台挨拶をお届けする。
●劇場版の感想は?
悠木「テレビ版をアフレコしている時は劇場版で演じるとは思ってもいなかったです。私にとって『まどか☆マギカ』は愛しい物語であり、愛しい存在です」。
斎藤「『まどか☆マギカ』はみなさんの応援があってこそ少しずつ階段を上がって行けた作品だと思っています。テレビの時からすごい反響があったので、みなさんに頂いた愛この劇場版でお返しできているのではないかと思います」。
喜多村「コンビニにグッズがあったり、ゲームになったりして、テレビの枠を超えてさやかとずっと一緒にいられたと思います。そしてまたもう一度大きな物語を歩むということで嬉しくもあり、緊張もありました」。
水橋「映画になるというのを聞いた時に、作品を好きな人たちと同じ空間で観られるので、うれしいなと思いました。今は壇上で話してますけど、早くみなさんと一緒に観たいなという気持ちです」。
野中「新しくアフレコすることで緊張とプレッシャーがありました。でも、もう一度杏子を演じられることがうれしかったです。今日一日『まどか☆マギカ』の世界にどっぷり浸っていってください」。
加藤加藤「劇場版で再収録をするという話を聞いたとき、“キュゥべえ”は複雑で深いキャラなのでうれしい反面困ったなぁという気持ちもありました。テレビシリーズとの違いもあるのでそこも楽しんでいただければと思います」。
●劇場のみなさんに向けてごあいさつ
加藤「これから観て頂く前編は、劇場ならのシーンもあります。変化の違いを観ていただきつつ、是非、お友達と来ていただければと思います」。
野中「今日はひとりで来られた方も、“ひとりぼっちは、寂しい”ので(笑)、是非、友人やご家族と一緒に劇場に足を運んでいただけたらと思います」。
水橋「これから映画本編をご覧になるということで、楽しみにしてください。私の見所はマミさんの新カットです!」
喜多村「特に前編はさやかマジかと言った感じで、色んな過ちや葛藤をするシーンがありますので、劇場版ならではの盛り方をさせて頂きました」。
斎藤「この作品は、魔法少女みんなの物語であり、魔法少女一人ひとりの物語です。改めてみんなにありがとうを言いたいと思います。私達の人生もちょこちょこ変わった素晴らしい作品です!」
悠木「『劇場版 まどか☆マギカ』はスタッフ、キャスト全員が作品を大好きすぎて、もう一度テレビアニメと同じ内容を再アフレコして、新カットを盛り込んで、愛をこめて新しく作りなおされたものです。劇場版として隣に人がいる状態で観るという理由は、みなさんが作ってくれるものだと思います。みなさんの応援と愛によって波及したとテレビ版の時にすごく感じたので、これから楽しんで観ていただけたらと思います!」
本作は、テレビ版の完成度をそのままに密度をギューッと濃縮したものとなっているので、テレビ版からのファンは、新規アフレコとの違いや新カットに注目してもらいたい。いや、無意識のうちに注目してしまうだろう。「話題だし観てみようかな」という方でもわかるつくりになっているので、テレビ版を全部観るのはちょっとなあという時間のない方にもオススメだ。
前後編を通して劇場に行くともらえるフィルムも数が少なくなっているのでお早めに!
魔法少女まどか☆マギカ 公式サイト
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