2017年6月6日から7日の2日かけて、あごだしチャレンジ2017「究極の唐揚げVSあごだし唐揚げ」が開催。株式会社久原醤油の万能つゆ商品「あごだしつゆ」の全国進出の第一歩として、一個2000円相当のコスト度外視な贅沢な「究極の唐揚げ」に、一般家庭で手に入る唐揚げを最高の時間28分で漬け込んだ「あごだし唐揚げ」で挑戦。試食を求める人たちが長蛇の列を作った。
究極の唐揚げは、20年かけて作り上げた地鶏「青森シャモロック」。これを長野県大鹿村の「幻の山塩」で、純米料理酒「旬味」、福岡の寒仕込み「木樽熟成久原醤油」。そして、高知の「黄金しょうが」で味付け。片栗粉と薄力粉にもこだわり、「小豆島オリーブオイル」に「幻のかやの実油」を混ぜてでカラッと揚げた。
東京・二子玉川ライズ・ショッピングセンター「ガレリア」で、この一大勝負は繰り広げられた。グルメライター・モトタキがこのイベントに突撃。主催者たちのコメントや双方の唐揚げのレビューをお伝えする。
久原醤油担当者・中川鉄兵氏のコメント
中川鉄兵氏:
「あごだしは九州エリアで爆発的に売れているトビウオのだしをたっぷり抽出した万能つゆです。トビウオは600メートルも宙を飛びます。それゆえに脂肪は少なく、スッキリとした味わいがあります。
30から40種類の調理法を試した結果、今回は唐揚げでのあごだしの美味しさを伝えたいとの結論に至りました。他にも煮物や炊き込みご飯でも真価を発揮する万能つゆです。
様々な漬け込み時間を試食した結果、28分が一番おいしいことがわかりました。冷めても美味しいあごだし唐揚げは弁当のお供にも最適。ぜひお試しください」
日本唐揚協会会長・やすひさてっぺい氏の「究極の唐揚げ」レビュー
やすひさてっぺい氏:
「究極の唐揚げは優しい味わい。全部が調和しつつも、強く主張しています。チームプレイなのに一個一個が強い。まるでサッカーの銀河系軍団。確実にゴールを決めてきます。
ここまで高級な唐揚げは今後食べる機会はないかもしれません。カラアゲニストとして、これは自慢できる瞬間です」
日本唐揚協会会長・やすひさてっぺい氏の「あごだし唐揚げ」レビュー
やすひさてっぺい氏:
「あごだし唐揚げはジャンルが違った。正直、究極の唐揚げには歯が立たないのではと予測していましたが、見事に裏切られました。これは嬉しい誤算です。
強烈な旨味が脳に直接ガツンと来る。海です。今まで食べた中で最も近いのは鯖だし唐揚げでしょうか。醤油と魚の旨味がバッチリでした」
甲乙つけがたい拮抗した勝負
「究極の唐揚げ」は当然おいしい。どれもこれもしっかりとした味でありながら、お互いに邪魔をしない。それどころか高めあって、高クオリティな唐揚げを実現している。
一方、「あごだし唐揚げ」はドカーンと破壊力のあるパンチを食らった気分になるがボディではない。むしろ、超ソリッドでスパッと切れ味鮮やかなサッパリとした味わい。何個でも食べたくなってしまう。クセになる味わいだ。
はたして対決の結果は
「究極の唐揚げ」139票 VS 「あごだし唐揚げ」361票。大差で「あごだし唐揚げ」勝利。味から考えれば、どちらに軍配が上がっても申し分なかった。投票開始当初から「あごだし唐揚げ」の人気は強かった。
値段通りのクオリティを発揮した「究極の唐揚げ」。だがスーパーで手に入る鶏肉で対等以上の味を生み出した「あごだし唐揚げ」のほうに上回る評価を与えたのだろうか。
久原醤油「あごだし」詳細
【公式サイト】
https://www.kubara.co.jp/
【希望小売価格】
500円
【容量】
500ml
【原材料】
しょうゆ(本醸造)、果糖ブドウ糖液糖、砂糖、食塩、大豆たん白加水分解物、米発酵調味料、焼きあごだし、さば節だし、かつお節だし、かつおエキス、みりん、酵母エキス、いも発酵調味料、焼きあご、かつお節、昆布だし、椎茸だし、かつお節エキス、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に小麦を含む)
【アレルギー】
小麦、さば、大豆
※本品製造工場では、えび・かにを含む製品を製造
【栄養成分(15ml当たり)】
エネルギー 15kcal、たんぱく質 0.7g、脂質 0.0g、炭水化物 3.0g、ナトリウム 900mg、食塩相当量 2.3g
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