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22年前の連続殺人事件の犯人・曾根崎雅人の「告白」が新たな事件を引き起こす……。藤原竜也さん、伊藤英明さんを筆頭に豪華キャストで描く衝撃の新感覚サスペンスエンターテインメント『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット公開中です。

本作で、伊藤英明さん演じる牧村刑事の妹とその恋人を演じた、石橋杏奈さんと野村周平さん。記事ではネタバレとなる為書けないのですが、このお2人の役柄は作品にとって超重要な意味を持っているのです。インタビューでは「言えないことが多すぎますね(笑)」と笑いながらも、様々な質問に答えてくださいました!

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―お2人には色々とお聞きしたいことがあるんですが、うっかりネタバレしちゃいそうで恐いです(笑)。

野村:そうなんですよ、ここの2人(野村さん&石橋さん)って話せることが少なすぎるんですよね。もう全部言っちゃおうかな(笑)。

石橋:(笑)。

―最初に脚本を読んだ時の感想はいかがですか?

石橋:ドキドキしながら一気に読みました。自分が出演させていただく作品なのに、良い意味で客観的に「どんな映画になるんだろう?」とすごく楽しみでした。この映画の元になった映画『殺人の告白』を観たのですが、そちらもすごい作品だったので。でもそれとはまた別のラストになっていて、色々な意味で衝撃でした。

野村:僕も『殺人の告白』を観て、「このカーチェイス日本でどう撮影するんだろう」って思ったんですね。すごくギリギリな撮影に見えたので。でも『22年目の告白-私が殺人犯です-』の脚本を読んだ時に、違うアプローチ、違うスリリングさになっていることにすごく驚きました。

―私も元になった映画を観ていたのですが、『22年目の告白-私が殺人犯です-』には本当に違う面白さがあって。ハラハラさ・ドキドキさは増していた様に感じました。それぞれの役柄をどの様に演じましたか?

石橋:私の役柄である里香は伊藤さん演じる牧村刑事の妹で、唯一の家族です。この作品は基本的にずっとスリルあるシーンの連続なのですが、里香と牧村刑事のシーンはその中で少しほっとする瞬間もあって。当たり前ですが、その時の里香はこれからどんなことが起こるのかを知らないので、脚本のことは一度忘れてというか意識しすぎずに演じようと思いました。

野村:僕が演じた拓巳はまっすぐで素直な好青年だったので、僕もあまり脚本や役作りを意識しすぎない様にしました。物語に大きく関わってくるキャラクターなので、良い意味で存在感を消すというか。そのままに演じようと思いました。あと、映画の中で阪神大震災の話が関連してくるのですが、僕は神戸出身で実際に家族と体験しているので、色々感慨深かったです。

石橋:そうだよね、野村君の関西弁すごく自然だった。というか出身だもんね。

野村:そうそう。そうやって実際に起こった事件が映画のストーリーに組み込まれているところも見どころですね。

―お2人は同世代の俳優さんですが「お互いのこんなところがすごいな」と思う所はありますか?

野村:石橋さんとは4年ほど前にドラマで共演させてもらっているんですが、その時は石橋さんに片思いしている役だったので、今回は両想いになれて良かったです(笑)。でも、石橋さんはずっと大人です。4年前に会った時も、今も。

石橋:野村君はとにかく元気なんです。ずっと喋ってるよね(笑)。

野村:そう、しゃべっていないとダメなんです! 今回の撮影でもずっと喋っていて、本番はじまると拓巳になる。そんな感じでした。

石橋:辛いシーンがある作品ほど現場は明るかったりするんですよね。特に今回は伊藤さんもすごく盛り上げてくださったので楽しかったです。

―最後に本作は何度もドンデン返しがあって驚きの連続の映画となっていますが、お2人が好きなドンデン返し映画ってありますか?

野村:いきなり来ましたね! でも好きです、そういう作品。よく「結末が衝撃な映画」ってまとめられているのでチェックはしちゃいます。『悪魔を見た』とかすごかったですね。

石橋:『殺人の告白』もそうですけど、『殺人の追憶』とか韓国映画はそういう作品が多いですよね。最後までハラハラしっぱなしの……。

野村:この映画では僕たち2人がそのドンデン返しの中心にいますので、そういった映画が好きな方のお気に入りになってくれたら嬉しいです。

―ぜひ読者の皆さんには映画館で確かめて欲しいと思います。今日はありがとうございます!

【動画】『22年目の告白-私が殺人犯です-』野村周平さん&石橋杏奈さんコメント
https://www.youtube.com/watch?v=5gLGr1Vkw5I

【ストーリー】
阪神大震災、地下鉄サリン事件……混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけること、背後から縄で首を絞めあげること、そして目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させること――その3つをルールとした残忍な犯行は、世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって敬愛する上司が殺されてしまう。そして、犯人は姿をくらまし、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして22年後のある日。一冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、『私が殺人犯です』。それは、95年のあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。反感の情を押さえきれない世間。過熱するマスコミ報道、SNSにより一躍曾根崎は時の人になっていく。日本中を巻き込むその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった……。

(C)2017 映画「22年目の告白 私が殺人犯です」製作委員会

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