米ソニー・ピクチャーズのVR(ヴァ―チャル・リアリティ)部門は、コロンビア・ピクチャーズの新作映画『スパイダーマン:ホームカミング』で、スパイダーマンのような体験ができるVRコンテンツ『スパイダーマン:ホームカミング VR』を発表した。

スパイダーマンの新しいウェブ・シューターを使って射撃練習をしたり、宿敵ヴァルチャーと対戦するために空を滑空できる。

このコンテンツは、6月30日にプレイステーションVR、オキュラスリフト、HTC Viveなどを含む主要なVRプラットフォームで無償提供される予定だ。6月16日(現地時間)に公開されたファースト・トレーラーはこちら。

『スパイダーマン:ホームカミング VR』は、ソニー・ピクチャーズ・バーチャル・リアリティが製作した。これは、長きにわたりソニー・ピクチャーズのデジタル・マーケティング部門を統括していたジェイク・ジムによって2016年夏に立ち上げられたVR部門である。同コンテンツの開発は、以前ソニーによる映画『ザ・ウォーク』をVRコンテンツに仕立てたクリエイトVRの手による。

世界中でヒットした『ザ・ウォーク』のVRコンテンツと同様、『スパイダーマン:ホームカミング VR』は高額なVRヘッドセットを所有していないファンも体験できる。ソニーは今週末から、米国内の一部のシネマーク・シアターやバルセロナのシネヨーロッパ・トレード・ショーなど、特定の映画館や海外のイベントで、VRコンテンツを披露する予定だ。

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