• このエントリーをはてなブックマークに追加
iPadで試験アプリ! 試験中はネットワークを遮断
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

iPadで試験アプリ! 試験中はネットワークを遮断

2013-03-28 02:02
    and_308719.jpg

    日本では試験といえば紙を使っていますが、世界的に見るとCBT(Computer Based Testing、コンピューターテスト)が普及しています。今まではテスト専用の端末で受験をしていましたが、『ExamSoft』が『iPad』を使った試験アプリを開発しました。

    ●iPadで試験ではカンニングし邦題?
    iPadで試験というと、ブラウザでネットにアクセスしたり、チャットアプリで相談しあったりできそうです。 しかし、この試験ソフトには

    ・インターネットへのアクセスをブロック
    ・ネットワークへのアクセスのブロック

    を行う機能が付いています。このため、いかなるカンニング行為もできなくなります。

    exam2.jpg

    Wi-Fiや3Gをブロックするとあるが、辞書などローカルで動くアプリケーションでカンニング行為はできそうです。これだけでは不十分な感じがしますが、同様に動作するPC版は既に運用されているので、アメリカでは特に問題になっていないのだと思われます。

     

    ●どのような流れで試験が行われるのか
    まず、教師が試験問題を作り、ポータルにアップロードします。
    生徒はアプリケーション経由で、試験問題をダウンロードします。

    試験を開始すると、端末の無線LANや3GモジュールなどがOFFになり、外部との通信ができなくなります。

    試験が終了すると、ポータルに結果がアップロードされ集計されます。

    exam3.jpg情報端末を使った試験の流れです。試験問題はクラウドベースのポータルにアップロードされており、生徒はそれをダウンロードして試験を行います。 試験中はWi-Fiや3Gネットワークなどが遮断されます。

     

    日本も情報先進国なはずですが、試験環境がここまでコンピュータ化されている話は聞いたことがありません。技術の実用的な応用の分野では遅れているのではと感じます。

    PC版は既にリリースされています。iPad版は年度末までにリリース予定です。

     

    Flexible Exam Delivery | iPad

    http://learn.examsoft.com/news/offline-testing-for-iPad

     

    写真はExamSoftのWebサイトからです

    ※この記事はガジェ通ウェブライターの「寺平長由」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

    ■関連記事

    タワレコが店頭限定でアーティスト画像を配信 東芝『FlashAir』

    ボタン電池交換時の悲劇を防ぐ! コインドライバー

    病院の内覧会はテーマパーク状態?! 最新医療施設を見学 豊川市民病院

    Kindle 3Gは誰でも使える史上最強の電子書籍! 3か月間Wi-Fi接続なしでレビュー

    死体は嘘を! 生体をMRI撮影したデータから3D人体模型を世界初リリース

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/308719
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。