今回はうさみのりやさんのブログ『うさみのりやのブログGT~三十路の元官僚、独立するの巻~』からご寄稿いただきました。
■20代後半~30代前半大組織勤めの気持ちを勝手に代弁する
先日ブログの読者の方のうち20代後半~30代前半の方々と交流会をしました。
類は友を呼ぶという側面もあると思いますが、その時に自分がかつて組織人として感じていたことは同世代の大組織に勤めいてる人の多くが思っていたことなんだな~、と感じたので勝手に3点ほど代弁することにしました。
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●まず一つ目は安定した長期雇用という日本の大企業の労働環境がこのままずっと続くとは思っていないこと。
一生懸命勉強して、良い大学を出て、たどり着いたはずの名のある大企業や官公庁。一昔前だったらエリートコースで将来の見通しも明るく、万々歳だったのだろうけど、この変化の時代に今自分がいる組織が10年後20年後も存続しているか分からない。逃げ切れるのは自分たちの上司の世代までだ。そういう組織の中で歯車として働き続けても、使い捨てられてしまうかもしれないという恐怖。ただそれでも大きな仕事ができるし、社会的評価もあり、生活も守ってくれる「折角入った」この大組織から離れることは怖い。
●二つ目は、大組織のローテーション人事の中で自分が専門性を身につけられないまま年齢を重ねていくことに対して不安を覚えているということ。
一つ目の論点の裏返しではあるけれど、いざ自分のいる組織が崩壊して外に出ざるを得なくなった時に、生きていくためには何か武器となる専門性がなければいけないけれど、組織の中のローテーション人事ではジェネラリストとして育てられてしまう。その能力は組織内エリートになる為の能力で汎用的には通じない。そんな「このまま大組織に残ると、器用貧乏に陥ってジリ貧になっていくのではないか」という不安。
●三つ目は、大組織の中の非生産的な議論や意思決定に辟易しているということ。
組織が大きくなればなるほど市場との距離が遠くなり、経営学の衣をかぶった空理空論が振り回されるようになる。ただその議論の本質は、サービス志向ではなく権力闘争である。本当に市場と向き合うなら行動して小さく始めてみればいいのに、それをせずに高尚で非生産的な議論に基づく意思決定が跋扈してしまう。
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さてそんな鬱屈とした思いを抱えている皆さんに朗報です。
なんと公務員でまともにビジネスをしたことがなかった、私ですら何とか独立しても生き抜いているんです。それは本気になれば直ぐにでも市場に即座に触れられるインターネットという絶好のフィールドがあったからです。ネットに触れていれば市場に対する感覚は否が応でもつきます。無料のアプリですらあんな凄まじい競争が行われているのですから。
ということで大組織の中で迷いを覚えている皆さん、
貴方の今の窮屈な姿は、小さな頃テレビの前で目を輝かせながらドラゴンボールを見ていた自分に見せたい姿かどうか、考えてみてください。
もしそうでないならば仕事の後でも合間でもいいので、何でもいいからサイトでもブログでもtwitterでも始めてネットの競争の中に身を投じてみてください。この凄まじい情報過多の環境の中で、勝ち残っていくらかのファンを得られれば、組織から離れたとしても自分で何らかの未来が切り開けるはずです。
天は自ら助くる者を助けます
少々出しゃばりすぎちゃいましたかね(笑)
ではでは今日のところはこんなところで。
執筆: この記事はうさみのりやさんのブログ『うさみのりやのブログGT~三十路の元官僚、独立するの巻~』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年04月18日時点のものです。
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