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今回は武田邦彦さんのブログ『武田邦彦(中部大学)』からご寄稿いただきました。
■「節約」が大切と「人生」を節約する人たち(中部大学教授 武田邦彦)
江戸時代は物が不足していて、餓死した。餓死ギリギリに子どもを産むといった方が正確だが。
現在は物は充分にあり、環境も素晴らしい。できれば少子化が続いて少し人口が減るとベストだろう。
何を「節約」するのか、また「節約」している人はいるのか?
お金の上限は給料で決まっている。給料を使うのは不道徳ではない。むしろ政治が安定し、信頼があり、老後が心配なく、給料を目一杯、使う社会の方が望ましいのではないか?
それに、使うかどうかは別にして、お金が無限にあったほうが最善の人生を送ることができるのは間違いない。
「節約」を呼び掛けている人のほとんどは給料が平均より高い。
庶民に必要もない節約を呼び掛ける人は、税金が目的なのだろう。「環境」でしこたま良い思いをした人は政治家にも多くいる
頭が良くてヨーロッパ思想の影響を受けた人は本当に困る。「節約は美徳」っていったい何だったんだろうか?
執筆: この記事は武田邦彦さんのブログ『武田邦彦(中部大学)』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年05月23日時点のものです。
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