■進化したVAIO
今回の発表で注目すべきは第4世代インテルCoreプロセッサーの搭載だろう。消費電力を抑えることでバッテリーの保ちを確保しつつ、パフォーマンスにも妥協しない設計はモバイル用途では非常に心強い。この結果、今回紹介された『VAIO Duo 13』と『VAIO Pro』の特徴が非常に明確になった。『VAIO Duo 13』は既に発売済みである『VAIO Duo 11』の正統進化版だが、製品サイズはほぼ据え置きのまま画面を広く、また稼働時間は驚異の18時間となっている。もう1つの『VAIO Pro』では薄さと軽さに驚かされる。11インチのタッチ非搭載モデルの重量に至っては約770gだ。実際に手に取った際、その数字の凄さを実感することだろう。繰り返しになるが、バッテリーの長寿命化・軽量化もしつつ、更にパフォーマンスは向上している点、この"いいとこどり"が先にも挙げた「2-in-1」の意味するところでもあるだろう。また『VAIO Duo 13』に関してはスケルトンモデルも展示されており、内部構造を知ることも出来た。
■「VAIO red edition」とは?
続いて紹介されたのが目も覚める"赤"で染められたVAIOだ。丁寧な塗装とUVコーティングによる耐久性であるが、非常に美しい色味となっている。これらの製品は「VAIO red edition」と銘打たれたシリーズで『VAIO Duo 13』・『VAIO Pro 13』・『VAIO Fit 15』のモデルが用意されている。製品と共に『PORTERオリジナル VAIO Duo 13専用プレミアムケース』も展示されていた。黒を基調に"PORTER"のロゴが赤く主張している。品質も良く気になるアイテムだ。
このモデルの『VAIO Duo 13』・『VAIO Pro 13』は既に「red edition」スペシャルサイトにてエントリー登録が開始されている。プレゼンテーション中に発せられた「物作りへの挑戦」という言葉通り、こだわりを持って発表されたこれら製品群。ガジェット通信でも実機が手に入り次第レビューを行っていきたいと思う。
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