先週の6月6日および本日6月13日に発売に発売された『週刊文春』と『週刊新潮』。両誌とも、ここ2週にわたって皇室の――特に雅子様に関しての記事を掲載している。6月9日に皇太子さまと雅子さまがご成婚20年を迎えるタイミングにあわせたものだと思われるが、いずれの記事も「ご成婚20年をお喜び申し上げる」といった趣旨のものではないようである。
週刊文春の6月6日発売号では、「雅子さま ご成婚20周年 小和田家vs.宮内庁 書かれざる『6大事件』」と称し、
・ご結婚前に天皇皇后に届いた父・恆氏の不穏当な発言・新婚生活の裏側“基礎体温”で更迭された東宮侍医長
・朝日ご懐妊スクープで激しい非難を受けた宮内庁幹部
・皇太子ご夫妻軽井沢の危機 小和田家別荘から絶叫が響いた日
・「人格否定」「プレス」「キャリア」小和田家のレトリック
・オランダ親子面会は東宮職も「直前まで知らなかった」
という事件を紹介。そして「誕生会見での“感情失禁”から“異様な母子”と呼ばれるまで」、「“失われた十年”のはじまり 人格否定発言の本当の理由」という記事を載せている。極めつけは、2ページにわたって掲載されている「皇室の将来を考える1500人大アンケート」で、週刊文春のメルマガ読者1500人に「雅子さまと紀子さまのどちらが皇后にふさわしいか」というアンケートをとっている。その結果、「雅子妃38%」「紀子妃62%」であったという。そして、アンケートに答えた人の辛辣な意見が多数掲載されている。
6月13日発売号では「雅子さま“陰のスポークスマン”が語りはじめた“ご体調乱高下”の真実」という記事を掲載、これは、6月9日のご成婚20周年に関して“陰のスポークスマン”である野村一成前東宮太子がNHKのインタビューに答えていた件についてのものだ。
週刊新潮は6月6日発売号で「“雅子さま”と結ばれる日を夢見た“福田赳夫元総理”外孫の代議士」という記事を掲載している。雅子妃には皇太子さまとのご成婚の前に、越智隆雄代議士と知られざるロマンスがあったというもの。とはいえ、内容は憶測の域を出ていない。
だが、6月13日発売号に掲載されたのは「“雅子妃”不適格で“悠仁親王”即位への道」というかなり過激なタイトルの特集記事である。
・ついに「雅子妃に皇后は無理」の断を下した美智子さまの憂慮・「皇太子即位の後の退位」で皇室典範改正を打診した宮内庁
・「秋篠宮は即位すら辞退」が頂上会談で了解された深い事情
・「悠仁さま」電車通学を提案した「秋篠宮殿下」の未来図
という小見出しで、7ページに渡って雅子妃や悠仁さまの現状、皇室典範の改正の動きなどについて書かれている。
めでたいはずの皇太子さまと雅子さまの“ご成婚20周年”であるが、両誌とも祝福とは程遠いものとなっていた次第だ。
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