6月13日、『北斗の拳』のラオウ役などで知られる声優の内海賢二さんが死去した。75歳だった。
これまでに演じてこられたキャラは、『魔法使いサリー』のパパ役をはじめ『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻千兵衛、『プロゴルファー猿』のミスターX役など枚挙にいとまがない。
最近では、『はじめの一歩』の鴨川会長役や『鋼の錬金術師』のアームストロング役などでもおなじみであった。
奥様は同じく声優の野村道子さんで、先代の『ドラえもん』のしずかちゃん役や『サザエさん』のワカメちゃん役として知られる。
内海さんは1984年に声優プロダクションである『賢プロダクション』(賢プロ)を設立、現在では多数の有名声優を抱える大手事務所となっている。現在は会長で、息子の内海賢太郎さんが社長に就いていた。
その賢プロのホームページには
訃報(2013/06/13)弊社会長であり 所属俳優 内海賢二 が平成25年6月13日永眠いたしました。(享年75)
ここに哀悼の意を表し、皆様へのご報告と生前のご愛顧を感謝いたします。
という文がアップされている。
『鋼の錬金術師』の作者である荒川弘先生が現在少年サンデーで連載中の『銀の匙』はアニメ化され7月より放映予定である。作品中には『鋼の錬金術師』のアームストロングを彷彿とさせる『轟先生』なるキャラが登場、その役は内海さんが演じることが発表されていただけに、突然の訃報に驚きを禁じ得ない。
ご冥福をお祈り申し上げます。
※画像は賢プロダクションのサイトより
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