30年前の1983年に録音されたマイケル・ジャクソンとクイーンのフレディ・マーキュリーのデュエット曲3曲が今秋発売される事が決まった。業界誌ビルボードが伝えている。
3曲のデュエット曲は、マイケル・ジャクソンのエンシノの自宅スタジオで録音された。マイケルの死後2年の2011年、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイはマイケル・ジャクソンの遺産管理団体からこの3曲について、発売の為のレコーディング処理の許諾を貰っていた。ブライアン・メイとロジャー・テイラー(ドラムス)はプロデューサーのウィリアム・オービットと最終のトラック・ダウンを行った。オリジナルのトラックにギター・ソロとバック・ボーカルを加えた。
この3曲がお蔵になったのは南米の動物ラマのせいだという。クイーンのマネージャーのジム・ビーチは、「フレディがわめきちらした。もうスタジオから出して欲しい。俺は今ラマとレコーディングしてる」と30年前の出来事を回想する。マイケル・ジャクソンはスタジオにラマを連れてきていた。この一件でフレディ・マーキュリーはマイケル・ジャクソンと仲違いになり、3曲は日の目を見る事はなかったとジム・ビーチは音楽誌NMEに語ったが、マイケル・ジャクソンの遺産管理団体はデイリー・メール紙にアレンジを含む解決できない音楽の相違があったとコメントした。
1983年はマイケルにとって記念すべき年。「今夜はビート・イット」、「ビリー・ジーン」と「スリラー」が発売された。3曲がどういう形で発売になるのかは明らかになっていないが、音楽的には大変興味深い。
記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】
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