8月7日、時事通信が下記のニュースを報じた。
差別表現、すぐ撤回=自民・溝手氏自民党の溝手顕正参院議員会長は7日、党本部で開いた会合であいさつし、「安倍晋三首相のように非常に勢いのいい首相の下だと、ばかでもチョンでも(当選する)という要素があるのは否定できない」と述べた。先の参院選で初当選した議員に地元活動の大切さを説く中で発言した。「チョン」は韓国・朝鮮人に対する差別的な表現とされている。溝手氏はこの後、記者団に「問題があると受け取られてもしょうがないので(会合の中で)撤回した」と説明した。
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%ba%b9%ca%cc%c9%bd%b8%bd&k=201308/2013080700879
ネットでは、「“ばかでもチョンでも”の“チョン”は“半人前や取るに足らない人のことを芝居の終わりに打つ拍子木の音になぞらえた言葉”ではないのか?」と『Wikipedia』等を引用して記事の記述に疑問を持つ人が多かったようだ。そして「発言を撤回する必要があるのか」「言葉狩りなのではないか」と議論が白熱した模様。
8日には、テレビ朝日がお昼のANN Newsで
麻生副総理の「ナチス発言」に続く失言です。自民党の溝手参院議員会長が、今回の参議院選挙について、差別的な表現を使って「バカでも通る要素がある」と発言しました。溝手氏は、自民党が野党だった去年、総理大臣に返り咲く前の安倍氏のことを「過去の人」と言ったり、当時の輿石民主党幹事長を「ヌエみたい」と発言して、物議をかもしていました。(略)http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000010260.html
と、「差別的な表現を使って」として発言の一部を略して伝えた。溝手議員が実際に「ばかでもチョンでも」と発言している映像はそのまま放映している。
いわゆる「放送禁止用語」というものはマスコミによる自主規制であり、法律で使用を禁止されている類のものではないので、「せめて発言内容のような事実はそのまま伝えるべきなのではないか」という声が挙がっているようである。
※画像は『テレビ朝日』のサイトより引用
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