先日開催されたコミックマーケット(コミケ)84では、『宇宙戦艦ヤマト2199』の同人誌が話題となった。『燃えよペン』や『アオイホノオ』といった作品の作者で熱い作風でおなじみの島本和彦先生と、手塚治虫風の絵柄での下ネタ作品などでおなじみの田中圭一先生がそれぞれ『古代R』(KODAI-RETURNS)と『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』という作品を頒布。『古代R』は、かつての宇宙戦艦ヤマトシリーズにおける古代進が2199の世界にワープ(?)してしまいギャップに苦悩するというもの。『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』は、手塚治虫風の絵でよく知られていた田中先生が今回は松本零士風の絵でパロディを行っている。
島本和彦先生(@simakazu)は『Twitter』で
昨日、会場から送った夏コミの戦利品が届いたのだが、ヤマト2199関係の薄い本がどれもすごい出来の良さ(笑)!!!!!!田中圭一さんのは失礼な言い方かもしれないけれど予想の何倍も素晴らしかった!!!!!過去の商業作品も含めてこれベストなんじゃないの!?!?!すごい完成度!!!!!
とツイート。
そして、田中圭一先生(@keiichisennsei)は
ヤマト2199薄い本、ここまで話題になってしまうと、もはやオレが無事であるわけがないな。きっとな。
とツイートし、それに対して赤松健先生(@KenAkamatsu)が
来週会いますから、それとなく聞いてきましょうか?(笑)
と返信している。多分に松本御大に会われるのだと思われるが、田中先生の運命やいかに。
さて、田中圭一先生のヤマト同人誌、現在東中野のBar『44sonic』にて原画展が開催されている。
”All about Otaku Bar”と謳っているこの店、店主のキムラケイサクさんはアニソンの解説本を執筆するなどアニメ・特撮・サブカル関係に精通しており、お店には著名な作家・作曲家の方が多数訪れているようだ。田中圭一先生の『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』原画展は8月25日までで、お店は毎日営業とのことなので興味のある方はどうぞ。
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