マラヴィータ サブ

『ゴッドファーザーPART2』『タクシードライバー』『グッドフェローズ』などの名作で知られる名優、ロバート・デ・ニーロが今日8月17日に70歳の誕生日を迎えました。

デ・ニーロは役作りに一切の妥協を許さないことで有名で、そんな彼の常識はずれの役作りは “デ・ニーロ・アプローチ”と呼ばれるほど。アカデミー助演男優賞を受賞した『ゴッドファーザー PART 2』では、シチリア島で数ヵ月間生活し、独特なシチリアなまりを完璧にマスターしたり、アカデミー主演男優賞を受賞した『レイジング・ブル』では、体重を30ポンドも増やしたり、『タクシードライバー』でも、舞台となったニューヨークで、実際にタクシードライバーとして働いたりと、いくつもの有名な逸話があります。

そんな彼も、もう70歳! 70歳を迎える今年に公開を迎えるのが、『タクシードライバー』『グッドフェローズ』『レイジング・ブル』といった、映画史上に輝く数々の名作を世に送り出してきた巨匠マーティン・スコセッシと再びタッグを組んだ『マラヴィータ』。監督は、『レオン』『グラン・ブルー』のリュック・ベッソンが務め、超豪華なコラボが実現した話題作となっています。

マラヴィータ メイン

本作でデ・ニーロが演じるのは、フランスの田舎町に引っ越してきたブレイク一家の主であるフレッド・ブレイク。田舎町に住むごく普通の一家の大黒柱役となれば、デ・ニーロも年相応の地に足が着いた役柄を?と思われるところだが、実は、フレッド・ブレイクは泣く子も黙る元マフィア!家族ともどもFBIの証人保護プログラムを適用され、偽名を名乗って世界各地の隠れ家を転々としてきたのだが、やがてフレッドに積年の恨みを抱くマフィアのドンが、彼の居場所を突き止めて恐怖の殺し屋軍団を現地に派遣。かくして“ファミリー”VS.“ファミリー”の仁義なき壮絶バトルの火蓋が切られるというから、70歳のデ・ニーロ、まだまだファンが期待する現役っぷりを見せつけてくれそう!

アル・カポネ風の“怒れる元マフィア”の顏と、哀愁漂う一家のパパとしての顔、その演じ分けにも期待したいところです。本作は、『真夜中のピアニスト』の名脚本家トニーノ・ブナキスタの小説「マラヴィータ(隣のマフィア)」の映画化に挑んだベッソン監督が、米仏のカルチャーギャップを巧みに織り交ぜ、ブレイク一家の波乱に満ちた異国の潜伏ライフを描出。

フレッドの妻マギーにはミシェル・ファイファー、一家を監視するFBI捜査官スタンスフィールドにトミー・リー・ジョーンズ、フレッドの娘ベルにTVシリーズ『Glee』のクイン役でブレイクしたディアナ・アグロンを配した絶妙のアンサンブル・キャスト。ブレイク一家が“ファミリー”の絆を試されるクライマックスには、豪快にして痛快なスペクタクル&アクションが炸裂。さらにはスコセッシ&デ・ニーロの傑作マフィア映画『グッドフェローズ』を引用した抱腹絶倒シーンなどサプライジングな仕掛けの数々も見逃せません。

映画『マラヴィータ』は、11月TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー。

マラヴィータ
http://www.malavita.jp/

EUROPACORP- TF1 FILMS PRODUCTION – GRIVE PRODUCTIONS Photo : Jessica Forde

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