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山本一太・内閣府特命担当大臣定例会見「(パーソナルデータに関する検討会では)現状の問題を踏まえて方向性を出したい」(2013年9月3日)
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山本一太・内閣府特命担当大臣定例会見「(パーソナルデータに関する検討会では)現状の問題を踏まえて方向性を出したい」(2013年9月3日)

2013-09-03 18:00
    9月3日山本大臣会見

    2013年9月3日11時5分頃より中央合同庁舎第4号館で開かれた山本一太内閣府特命担当大臣の記者会見で、前日に開催されたパーソナルデータに関する検討会についての質問をすることができました。ここではその部分を抜粋して紹介します。

    ※詳細な大臣発言・質問・議事録は、内閣府ホームページにてご確認下さい。

    ※参考 山本一太内閣府特命担当大臣 閣議後定例記者会見(9月3日) ‐ ニコニコ動画
    http://www.nicovideo.jp/watch/1378192487 [リンク]

    ●パーソナルデータに関する検討会についての質問(抜粋)

    ふじいりょう:昨日のパーソナルデータに関する検討会、私も傍聴させて頂きました。信頼性のある第三者機関の検討といったところが焦点になると思うのですけれど、とはいえ前回の会見でSUICAのデータ販売に触れていらっしゃったと思うのですけれども、ユーザーの不信感が強いのも現状だと思います。これを払拭するために、検討会でも啓発という言葉が使われていましたけれども、国としてどのような発信が必要なのか、お考えを頂ければと思います。

    山本大臣:それは今、意見として承っておきたいと思います。今、第三者機関の話も含めて現状の問題をしっかり踏まえて、これから有識者の皆様に議論をして頂いて、方向性を出していきたいと思います。

    ●プレゼン資料にアニメーションを使用…
    9月3日山本大臣会見プレゼン

    2013年9月3日に開かれたパーソナルデータに関する検討会では、の範囲の明確化や、独立した第三者機関の設置、それにともなう個人情報保護法の改正の可能性を検討し、2013年内に結論を出す方向性が示されています。

    席上、山本大臣は世界最先端IT国家創造宣言による成長戦略の上でビッグデータの利活用が重要として、国際競争力の向上にも個人情報の位置づけを議論することの必要性について触れていました。会見では慎重な発言に終始していましたが、第三者機関設置と保護法の改正は規定路線になりつつあるといえそうです。

    また、この日のプレゼンテーション資料には随所にアニメーションが使われ、特に9ページめには山本大臣の似顔絵がトラクターに乗り農地を整備する動きが記者席の笑いを誘っていました。山本大臣自身も「これが一番のお気に入り」とコメント。今後の資料にも内閣府担当職員による創意工夫が盛り込まれることになりそうです。

    「山本大臣閣議後会見 平成25年9月3日」2013年09月03日『内閣府』
    http://ow.ly/ovi4S [リンク]

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