「77%オフ!」「ポイント最大82倍!」などと銘打って大々的に行われている楽天日本一セールがいろいろおかしい。
抹茶シュークリーム10個が通常11500円のところ2600円大根5kgが通常11125円のところ2540円
クロスバイクが通常249000円のところ39800円
iPhone4S(SIMフリー)が通常価格433915円のところ99800円
などなど、どう見てもおかしい価格表記が横行しているのだ。検索エンジンでセール前のキャッシュを調べてみると、セール以前の価格=現在のセール価格となっており、実際はまったく安くなっていないことがわかる。
店舗ではなく楽天側で、セール価格が77%割引に見えるように自動的に高めの通常価格を表示するスクリプトを仕込んでいる疑いもある。通常価格を高く表記することで割引されていると錯覚させるこの行為は、景品表示法が定める「二重価格表示」に該当する可能性が高い。
楽天市場では以前から、特に食品とアパレルで不当な二重価格表示をしている店舗が多いと指摘されていたが、対策はあまり進んでいないようだ。商品や価格の検索に慣れていない、普段あまりネットショッピングを利用しないユーザーも群がるであろうこの時期だからこそ、詐欺まがいの行為には厳正な対処が求められている。
画像:楽天市場(一部google上のキャッシュ)より
※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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