顔を白く塗ったババアが家に現れたかと思えば鬼の形相でビンタまでしてくる、とびっきりのホラーがついに公開! 1月10日より公開となる『インシディアス第2章』です。
三人の子どもを抱えるジョシュとルネの夫婦の家で起こる奇怪なできごとと、それらを呼び寄せてしまうジョシュの不思議な“力”を描いたオカルティックな今作。
お化け屋敷のような驚かせ系ホラーかと思いきや、謎解きの要素も盛り込まれ、観るものをうならせる凝ったストーリーのエンターテイメント作となっています。
監督・脚本は『SAW』を手がけたジェームズ・ワンとリー・ワネルの名コンビ、製作は『パラノーマル・アクティビティ』のオーウェン・ペリとあって“怖さ”は折り紙つき。正直、非常に、怖いです。
●前作のおさらい
この作品の前作『インシディアス』はもうご覧になりましたか? 未見の方のために解説を。
ジョシュとルネの夫婦は子どもたちとともに新居に引っ越しますが、“謎の話し声”や“奇妙な人影”などの怪奇現象に苛まれます。そしてある日、愛すべき長男のダルトンが原因不明の昏睡状態に陥ってしまいます。ジョシュの母親から紹介された霊媒師のエリーズに相談すると、怪奇現象の原因はジョシュにあると分かります。彼はその記憶こそなくしていたものの、死者の棲む“彼方の世界”と通じる力を持っていたのです。エリーズの手伝いにより、ジョシュは死者の群がる“彼方の世界”へと意識を飛ばし、迷子になっているダルトンの意識を取り返そうと試みます。
ダルトンの意識こそ戻ったものの、前作のラストではジョシュが異様な行動を見せ、観客を恐怖に突き落としました。第2章では、その残酷なラストの続きが描かれます……。
●第2章 ―― ババアは怖いしジョシュも怪しい
一家はジョシュの母親の家に引っ越したものの、再び怪奇現象に見舞われることとなります。しかしそれを「気のせいだ」と言い張るジョシュは、やはりなんだか様子がおかしい。今作では、ジョシュが力を発揮した少年時代にも迫り、思わぬ真実が明らかになっていきます。
そして、一家を襲う新たな脅威は顔が白塗りのババア。誰なんだこいつは! ルネをビンタでぶっとばすなど、“ただそこにいる”だけではなく、危害をも加えてきます。しかし顔が怖い。ほんとうに怖い。
家族を守る力を持つはずのジョシュが信用できなくなった今、この一家の行く末はどうなるのか?
恐怖描写も大増量で、観てるあいだは動悸が止まりません。もうやめてくれ!!
●とにかく怖い! が、怖いだけじゃない
第2章だけ観てもお化け屋敷的な恐怖を味わえることは必至です。ただし、そんな並のホラーで括ってしまうには勿体無いほど面白いストーリーになっています。謎が明らかになる快感は前作を観ていただかないと十二分には味わえません。前作のあのシーンは実は……ああ、詳しくは言えません。前作を既に観ている方も、第2章を観るともう一度見返したくなりますよ。
ちなみに緊迫感あるストーリーのなか、マイペースでイイ味を出していたエリーズの助手二人組、スペックとタッカーは今作では更に大活躍です。(ちなみにスペック役が、脚本のリー・ワネルご本人だそうです)
エンターテイメント・ホラー作品『インシディアス第2章』は1月10日より全国公開、どうぞお楽しみに!
動画:『インシディアス第2章』 予告編:https://www.youtube.com/watch?v=sv96np7JyaE
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