渋谷にあった世界最大のビットコイン取引所“Mt.Gox”の破綻を機に、国内でも一気に注目を集めるようになった仮想通貨。このタイミングで、韓国発祥の初の仮想通貨『独島コイン』(Dokdocoin)が発行された。
独島とは、日本が領有権を持つ島根県竹島の韓国における呼称。韓国はこの島を1953年以降不法占拠し続けている。
公式サイトにある『独島コイン』のシンボルマークは、太極旗にもある赤と青の陰陽の中に竹島の図が描かれたものとなっている。今のところ、ただ“採掘”できるだけで、他の仮想通貨との交換にも対応していないため何の経済的価値も持たないコインだが、数か月以内には“マーケット”ができるだろうとのこと。
どうせ韓国国内でしか出回っていないのだから、サイトの表記もすべてハングルでいいと思うのだが、説明はすべて英語表記で、ご丁寧に「独島(竹島)は韓国領である」と英語で解説する『YouTube』動画へのリンクもしっかり張ってある。開発主体がどこなのかは不明だが、独島(竹島)の宣伝が開発目的の1つであることは明らかだ。
ちなみに、日本でも1月1日に初の仮想通貨『モナーコイン』が発行されたが、こちらはプログラマーたちの個人的な趣味・興味で開発された経緯がある。導入手順を説明するポータルサイトも日本語表記が主体だ。
何にでも政治的主張を絡めたがる韓国と、趣味の延長で盛り上がる日本と、いったいどちらのほうが健全なんでしょうね。
画像:『独島(竹島)コイン』公式サイトより引用
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