1月19日、パリのCarrousel du Louvre(カルーゼル・デュ・ルーブル)で開催された『Recht’s Autumn Winter 2013 collection』にて、デザイナーSruli Recht氏自身の皮膚を使用し、出品したリングが今話題になっています。
このリングは、Sruli Recht氏の腹部の皮膚からできており、皮膚の切除部分からドキュメンタリー映像として『YouTube』にアップされています。
動画を見てみると、うつろな表情で病室の廊下から何かを見つめるSruli Rech氏が、手術代に案内され、切除部分をマーキングし、手術される様子が収められています。
緊張と不安からか何度も手で汗を拭い、心配そうな表情でカメラに収められるSruli Rech氏ですが、彼がなぜこの作品を作ろうと思い立ったのかはわかりません。
リングは、この時に切除された皮膚を塩漬けにし、その後なめしてから24金で作られたリングに貼り付けられています。腹部の体毛などもリアルに貼り付けられたままで、キモさが際立ちますがその手の人には好まれる仕上がりとなっています。
一度見たら忘れられないこのリング、その名も『Forget Me Knot ring(私をわすれないで)』と名付けられていますすが、本来のつづりとしては、「Forget me Not」です。欧米にある、何かを忘れないために指に糸を結ぶ文化と、結び目という意味の、「Knot」がかかってちょっと洒落た名前となっています。
そして気になるお値段はなんと50万ドルで、複数用意されるかはわかりませんが、一般発売もされるそうです。
-You Tube-Forget Me Knot https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=wa8SsW-4DjI
※画像は『dezeen』と『YouTube』から使用しました
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