4月28日に発売された週刊ビッグコミックスピリッツ掲載の『美味しんぼ』が大騒動を巻き起こして早や3週間。
本日5月19日発売のスピリッツで『福島の真実』編がひとまず終了、本誌には10ページにわたり編集部に寄せられた批判や識者の意見、編集部の見解などが掲載された。
『美味しんぼ』福島の真実編(全24話)の内容について、皆様から多くのご批判、ご意見を頂戴いたしました。原作者・雁屋哲氏が作品で提起された福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の現状や、低線量被曝による健康への影響などについての問題は、私たちひとりひとりが将来にわたって真剣に考えていかなければならない重要なテーマであると考えます。
作品が取り上げたテーマについての様々なお考えを、特集記事としてご紹介することで、これまでにいただいたご抗議やご批判へのお答えに代えさせていただくとともに、今後の誌面作りに活かして参りたいと存じます。
(ビッグコミックスピリッツ編集部)
http://spi-net.jp/spi20140519/
ということで、本誌に掲載された記事と同一のものが小学館の『ビッグコミックスピリッツSPINET』にもアップされている。
・安斎育郎氏
・遠藤雄幸氏
・玄侑宗久氏
・小出裕章氏
・崎山比早子氏
・津田敏秀氏
・野口邦和氏
・野呂美加氏
・蜂須賀禮子氏
・肥田舜太郎氏
・矢ヶ崎克馬氏
・山田真氏
・青木理氏
の意見や、
・大阪府・大阪市
・福島県町
・双葉町
の抗議文が掲載され、最後に編集部の見解が示されている。
ネット上では、識者として意見を寄せている方の中に、一部「この方は今回選ぶべきではなかったのでは?」と疑問の声があがっている人もおり、まだまだ議論は続きそうである。
※画像は『ビッグコミックスピリッツSPINET』より
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