近未来の"トーキョー”を舞台にストリートギャングたちが大暴れする、園子温監督の最新作『TOKYO TRIBE』が8月30日(土)よりいよいよ公開となります。原作は言わずと知れた、累計250万部超えの井上三太による伝説的コミック。90年代のストリートカルチャーや若者のファション文化に多大な影響を与えたカルト的人気マンガが、鬼才・園監督の手腕により、世界初の“バトル・ラップ・ミュージカル”として生まれ変わりました。
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原作ファンから配役が最も気になると言われていたキャラクターのひとり、“ブクロWU-RONZ”を裏で操る悪の帝王ブッバ(竹内力)の息子である“ンコイ”役には、窪塚洋介をキャスティング。予告編でほんの一瞬だけ映る、三つ編み姿のサディスティックな男のたたずまいに、「いい感じ!」「ンコイは窪塚以外ないっしょ」という絶賛の声が多く聞かれました。
そんな中、ガジェ通では、園監督が『時計じかけのオレンジ』のオマージュと語る、ンコイの自室画像を先行で入手。見ての通り、ンコイが腰掛けるのは、剥製ではなくなんと生きた人間。部屋の雰囲気に合うように何人もの生身の裸体を白く塗りたて、家具として従えています。さらに、物語ではこの家具人間たちが、時にはンコイの命令によって敵に襲いかかる兵器にもなるのです。ンコイよ、なんと恐ろしい男なんだ……。自室の様子を切り取った画像1枚だけで、ンコイという男の凶悪性、異常性を容易に理解することができます。
ンコイを演じる窪塚洋介は、俳優としての活動のかたわら“卍LINE(マンジライン)”という名義でレゲエDJとしても活躍。ほかの俳優陣が出演ラッパー達からラップ指導を受ける中、ラップパートを一任されて、劇中で使われているリリックも本人で考案したそうです。天性のリズム感による流暢(ちょう)なラップと軽やかなアクションで、ンコイのエキセントリックなキャラクターをさらにパワーアップさせています。これまで数多くのドラマや映画作品で、小説・マンガを原作としたキャラクターを怪演してきた窪塚洋介。『TOKYO TRIBE』では、どんなンコイを演じるのか期待が高まります。
映画『TOKYO TRIBE』公式サイト:
http://tokyotribe-movie.com/
(C)2014 INOUE SANTA / “TOKYO TRIBE” FILM PARTNERS
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