サッカーJリーグディビジョン2（J2）のチームでアニメとコラボレーションした企画が増える中、『とある科学の超電磁砲』とのコラボを展開している東京ヴェルディ1969と、『ガールズ＆パンツァー』とコラボする水戸ホーリーホックが2014年8月17日に対戦。その際、両アニメで使用されている楽曲を当日会場で使用など、アニメでも”対決”を全面に煽る企画が実現しています。
『超電磁砲』では、ヴェルディの本拠地でもある味の素スタジアムがアニメ第24話に主人公・御坂美琴たちと暗部組織スタディとの決戦の舞台になったほか、ホームタウンの立川市・多摩市がたびたび登場。その縁もあり、2014年7月の『ワンダーフェスティバル2014』で11月1日にコラボデーを実施することを発表。美琴ら4人のネームと背中にゲコ太がプリントされたユニフォームが限定受注生産で販売されています。
ヴェルディは、ほかにも専門紙でアニメ好きがネタにされていたDF井林章選手がゴールすると立川市に本社のあるコトブキヤから新作フィギュアが贈られるという企画も進行中。なんでも、井林選手は最初のリクエストを『とらドラ！』の逢坂大河と決めているとのことで、アニメファンとしてもその動向が気になるチームです。
一方、大洗町を舞台にしている『ガルパン』は、2013年11月の『大洗町民の日』ではじめてホーリーホックとのコラボを実施。2014年シーズンは『ガルパン』単体でスポンサー契約を結び、2014年7月20日にはケーズデンキスタジアムに出演声優を迎えてのイベントも敢行するなど、「Jリーグ×アニメ」という取り組みでは急先鋒的な存在となっています。こちらも背中にあんこうチームのマークがデザインされたレプリカユニフォームを発売しており、サポーターの間でも着用する人が目立っています。
※スタジアムでも「パンツァー・フォー！」 『ガールズ＆パンツァー』とサッカーJ2水戸ホーリーホックのコラボでイベント実現 – ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/629269
ともにアニメとの関わりが深いため実現した今回のコラボ対決では、『超電磁砲』『ガルパン』のBGMが会場で使われるほか、両チームの取り組みについてマッチデープログラムで紹介。ヴェルディからは立川市限定グッズの販売や、イベントで使用されたのぼりやタペストリー、コラボユニフォームの展示される予定となっており、ホーリーホックもコラボグッズの販売が行われます。
ところでこの日の対戦、『超電磁砲』の舞台となった調布市の味の素スタジアムではなく、北区にある味の素フィールド西が丘での開催。日程の都合とはいえ残念ですが、ヴェルディ公式『Twitter』では以下のようにツイート。
味の素フィールド西が丘へは、都営三田線・本蓮沼駅から徒歩10分。また東京ビッグサイト方面からは、りんかい線・埼京線で1本、赤羽・十条駅からお越し頂けます！
17日はコミックマーケット86（コミケ）の3日目で、国際展示場駅より電車一本で来れることをアピール。赤羽・十条両駅からは、ともに路線バスで15分ほどかかるのですが、なんとかアニメファンを引き込みたいという努力が感じられます。
サッカーもアニメも好きという人にとっては注目の今回の対戦。J2ではFC岐阜がご当地アニメ『のうりん』とコラボを実施。くしくも”野菜の日”の8月31日に開催されるヴェルディ戦でイベントが予定されています。今回の成否次第では、更なる大掛かりな展開も期待できるのではないでしょうか。
東京ヴェルディ／TOKYO VERDY
http://www.verdy.co.jp/ [リンク]
(C)鎌池和馬／冬川基／アスキー・メディアワークス／PROJECT-RAILGUN S
(C)TOKYO VERDY
(C)GIRLS und PANZER Projekt
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