2006年に発生したライブドアショック。証取法違反容疑で逮捕された堀江貴文氏が、会社を去った年でもある。いま現在も「ホリエモンは正しかった」「逮捕は間違っている」という声が出ており、根強い支持を得ている堀江氏。
だが、ライブドアショックは残されたスタッフ達にも大きな波紋を呼び、重くのしかかった。だが、そこにあったのは不安だけではない。「前に進むしかない」という希望と可能性を信じ、LINE株式会社となった今も、その精神は受け継がれているのだ。
当時の出来事を実体験として書きあげた本『社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話』(宝島社)が、2014年8月20日に発売された。当時ライブドア社員だった著者・小林佳徳氏は、実体験をもとに当時の状況や心境を細かく執筆している。
【本の説明】
「あのライブドア事件から約9年。現LINE株式会社に吸収された今も、元ライブドア社員の多くは「ホリエモンの意志」を継承し、IT業界の各方面で活躍をしています。そしてついに2014年秋、LINEが全盛期のライブドアを上回る“時価総額1兆円"上場を達成する見込みです。元社員らを動かす「ライブドアのDNA」とはいったいどんなものなのか? 一社員だからこそ書けた事件当時のリアルな心情、事件後の奮闘記、そこから見える「働く」ということ――」
どうやってあの場を乗り越えたのか? 堀江氏が去ったライブドアはどんな雰囲気だったのか? そして一人のスタッフとして、人間として、この騒動をどのように感じていたのか? 実話を書籍化したこの本で、今まで知られなかった「事実の断片」を知る事ができるはずだ。
堀江氏の書籍『刑務所なう』(文藝春秋)と一緒に読めば、より深く、スタッフと元社長の心情や状況を知る事が出来るかもしれない。
参考 社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話
※この記事はガジェ通ウェブライターの「太郎改太郎」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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