今回は、Panasonicより発売されたウェアラブルカメラ『HX-A500』についてレビューしてみたいと思う。
昨年、同社から発売された『HX-A100』の後継シリーズである本製品は、単なるマイナーチェンジに留まらず、かなりのグレードアップが計られている。
それまで、雪山や海、砂地といった厳しい環境下での撮影は、防水や防塵に優れた特殊な機材を使用した、非常に専門性の高い分野だった。
しかし、『Go Pro』の台頭により、一般家庭でも気軽に撮影を行える様になり、それに伴って、エクストリームスポーツやレジャーを撮影した動画を『youtube』や『ニコニコ動画』といった動画共有サイトにアップするという一種のファションが生まれた。
その流れを見た、大手企業のSONYやJVCも市場に参入。現在、小型カメラ業界はちょっとした賑わいを見せている。
img size-full wp-image-657049" alt="2" src="http://getnews.jp/img/archives/2014/09/2.jpg" width="500" height="333"\/>
ウェアラブルカメラの興味深いところは、企業の設計思想が色濃く反映されるところである。そのなかでも特にユニークなのがPanasonicから発売された、ウェアラブルカメラ『HX—A500』だ。
本体部とカメラ部が別れており、手元で操作とモニタリングが可能になっている。また、ハウジング(防水ケース)を装着しなくても水中での撮影ができるなど、撮影時の取り扱いの良さが特徴だ。
img size-full wp-image-657050" alt="3" src="http://getnews.jp/img/archives/2014/09/3.jpg" width="500" height="281"\/>