■本州と九州を結ぶ一般自動車道 唯一のトンネル『関門トンネル』とは
『関門トンネル』とは…。
本州と九州の間に有る『関門海峡』の海面下に有る、本州と九州を1本の線で結ぶ、一般有料道路として唯一無二のトンネルです。
通常、自動車が、本州~九州間を移動する場合、『関門トンネル』もしくは『関門橋』を渡る以外に方法は有りません。
(以前は、「関門海峡フェリー」が、下関~小倉間を運行しておりましたが、残念ながら2011年に運航停止してしまいました)
そんな重要なトンネルである『関門トンネル』ですが、このご時世にも関わらず、有料道路で有りながら、今だ「ETCレーン」が存在しません。
昔ながらの『料金所』による料金の収受を一貫して行っております。
日々トンネルを利用している身としては、かねてより「どうして『関門トンネル』は、ETCを導入しないんだろう?」と不思議に思っていました。
周りの人に聞いてみても「さあ?」と、誰も真相を知りません。
ETCが導入されれば、いちいち小銭や回数券を料金所で出す必要が有りませんので、各段に利便性が高まるに違いありません。
待っていても、誰も真相は教えてくれないので、直接、NEXCO西日本さんに聞いてみる事にしました。
●教えてNEXCO西日本さん、どうして「関門トンネル」に『ETC』を導入しないの?
「教えてNEXCO西日本さん、どうして「関門トンネル」に『ETC』を導入しないの?」
…今回、公的にはご回答を頂けませんでしたが、以前、私的に質問をした際の回答を要約すると、以下の通りとなります。
※関門トンネルは高速道路と異なり、上下各1車線の対面通行の海底トンネルである為、重大事故防止の観点から、トンネル内での渋滞を避けるために、入り口に料金所を設けている。※仮に、ETCを設置した場合は、ノンストップ走行により料金所渋滞は減少する可能性が有る反面、料金所通過後のトンネル内で渋滞を誘発する恐れが有る為に、現時点ではETC設置を見合わせている。
・・・との事でした。(公式回答ではありません)
「そうなんだー。トンネルの中で渋滞や事故が、なるべく起こらない様に、料金所で車の流れを調整していたんだねー。」
ちなみに、平成26年10月15日から12月13日まで、関門トンネルのリフレッシュ工事が実施されます。
今年度は、海底部分の天井板取替えなどを行います。
関門トンネル通行止め期間中は、関門橋が迂回路となり、関門トンネルと同一料金でご利用する事が出来ます(一定の条件が有ります)。
「工事終了が待ち遠しいですね」
※この記事はガジェ通ウェブライターの「FURU」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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