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『WiiU』にゲームソフトが無いけど大丈夫? 実は23年前から同じだった事実判明!
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『WiiU』にゲームソフトが無いけど大丈夫? 実は23年前から同じだった事実判明!

2013-01-28 04:01

    12月8日に発売された任天堂の新ハード『WiiU』だが、3月まで任天堂自社製ソフトが発売されないずに、先日岩田社長自身がWiiUダイレクト内にてお詫びをしていた。そんな『WiiU』のタイトル不足だが、これでハードは大丈夫なのか? と心配になるユーザーも多いだろうが、実は過去の任天堂のハードはロンチ直後からそんなにソフトが多かったわけではない。

    過去に大ヒットを飛ばした『スーパーファミコン』を例に挙げてみよう。『スーパーファミコン』の発売日は1990年11月21日で同時発売タイトルは『スーパーマリオワールド』と『F-ZERO』の2タイトルのみ。

    その次に発売されたのは12月1日の『ボンバザル』そして、12月16日の『アクトレイザー』と続く。

    そんな『スーパーファミコン』のロンチから1991年4月までの発売スケジュールを見てみる次の様になる。

    1990年

    <11月>
    11月21日 2本 (スーパーファミコン発売日)

    <12月>
    12月26日 2本
    12月21日 3本
    12月29日 1本
    1991年

    <1月>
    0本

    <2月>
    2月23日 1本

    <3月>
    3月20日 1本
    3月29日 1本

    <4月>
    4月5日 1本
    4月6日 1本
    4月26日 1本 (任天堂タイトル『シムシティ』)

    <5月>
    5月17日 1本
    5月24日 1本
    5月28日 1本


    以上のように1月は0本で更に任天堂自社タイトルが次に発売されたのは5ヶ月後の4月26日に発売された『シムシティ』。そして同年に任天堂が発売したタイトルは11月21日にリリースした『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』が最後となっている。いわゆる1991年は2本しか任天堂からリリースできていないのだ。そんな『スーパーファミコン』にソフトが揃い始めたのは1991年7月に入りはじめてからで、7月19日発売の『ファイナルファンタジーIV』で更に売り上げを伸ばした。『ファイナルファンタジーIV』発売以前に『シムシティ』が社会現象となり、『スーパーマリオワールド』の長期の牽引や数々のサードパーティ製ソフトのお陰でハードの売り上げは好調となった。

    このように『WiiU』のタイトル不足は今に始まったことではないのである。最終的に『スーパーファミコン』タイトルは1400以上もの対応ソフトが発売され、国内で1700万台、世界で5000万台売れるハードとなった。

    『ニンテンドウ64』も同じくタイトルは多くは無く、6月にハードが発売され同年にリリースされたソフトの数は10本。内任天堂タイトルは3本となっている。

    ただユーザーとしては早く『WiiU』の新作を遊びたいはず。任天堂製ソフトで発売が確定されているのは3月28日に発売される『ゲーム&ワリオ』。その次には『ピクミン3』が来るのかな?

    ※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。

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