中学、高校と6年間英語を勉強したものの、実際に英語が使えないという人は少なくありません。日常生活で目にする英語は年々増えているような気がするし、『Facebook』で友人が海外の人と交流しているのを見かけると「いいなあ」「うらやましいなあ」とか思ったりします。ビジネスにおいても、これから英語の必要性が増していくことは容易に想像できます。人口も多く、もはやビジネスの要所と言っても過言ではない中国やインドのビジネスマンと英語でやり取りをする機会も多いのだとか。
そんな折に「オンライン英会話スクールの体験レビューをやってみないか」と言われたのでこれはいい機会だ、と思って挑戦してみました。
●iPadでもパソコンでも学習可能なオンライン英会話スクール
今回挑戦したのは『Englishtown』というオンライン英会話スクール。パソコンと『iPad』から24時間いつでも学習することができ、どちらで受講したレッスンも同期して学習を進められるので、「仕事が終わって寝る前に30分だけiPadで学習」とか「集中したいときはがっつりパソコンで」というような使い方も可能です。
筆者は、最初はパソコンを起動して登録作業を行いましたが、その後はほとんど『iPad』を使用して学習していました。というのも、学習内容が再生した映像の中でで起きたことに対する質問や、イラストと単語などを組み合わせてみるようなクイズ形式になっているので、タッチ操作のできる『iPad』のほうが断然ラクなのです。
プロフィールや学習の目的などの簡単な登録を済ませた後、今回はユニット1を受講することにしました。ユニット1は「挨拶する」「自己紹介する」「電話番号を教える」「メールで自己紹介する」といったセクションに分かれており、各セクション内で4種類のアクティビティが用意されています。本当に英語がさっぱりな人でも、挨拶や自己紹介などの基本的なことからチャレンジできるので、初級者向けという点ではかなり低いハードルから学習できるのもこのスクールの特徴の一つだといえるでしょう。現在の実力を測るテストもあるので、初級からネイティブレベルの上級まで16段階から自分の実力に沿ったレベルから学習することもできます。
では実際にどんな学習ができるのか、オンライン英会話スクール『Englishtown』を見てみましょう。
●ハリウッドで撮影された本格映像を使用した問題多数
ユニット1では挨拶と紹介をテーマとしています。最初は初対面の3人が挨拶をする場面。実際の会話で起こりそうなシチュエーションを想定したショートムービーなので、すんなりと理解しやすい内容でした。『Englishtown』で使われるショートムービーはハリウッドで撮影されたものだそうで、海外ドラマを見ているようなクオリティの高さも魅力。
ショートムービーを一通り観た後に、その内容に関する質問が3問用意されています。ユニット1なので簡単な質問ですが、難しい問題になったときでも、ムービー内で質問に該当する個所まで移動してくれるボタンもついているので、聞きなおすことができます。
他にも、電話番号を聞く場面であったり、初対面の二人という場面など様々なよくあるシチュエーションが用意されています。
問題は、3択や4択のクイズ形式のものだけでなく、複数の形式があるため飽きが来ません。個人的に一番好きな形式は、正解の単語の組み合わせをパズルみたいに当てはめていくタイプの回答方法です。パソコンでももちろんできるのですが、こういった形式のものはタッチ操作のできる『iPad』であればこそ、さらに有効な形式だと思います。
回答に音声入力を使用するものもあり、こちらは結構苦戦しました。ちゃんとできているつもりの発音でも、いざ回答してみると正解にならないことも多々ありました。英会話学習をする上でこうした発音の学習ができるのはかなりありがたいです。
●国を超えて学習可能な英会話グループレッスン
『Englishtown』には英会話グループレッスンも用意されています。レッスンは24時間いつでも毎時間開講されており、自分の好きなタイミングで参加することができます。記者が参加したときは、アメリカ人の教師とブラジルの生徒と3人でのレッスンでした。内容は登録用紙に記入する項目を「Basic infomation」と「Contact information」に分けて、自己紹介をした後にお互いに質問しあう内容でした。読み書きの方は何の問題もなくサクサク学習が進んだのですが、英会話のほうはかなり苦戦。文章で書いてあれば回答できるのに、と思いながらもなんとか手探りでコミュニケーションに挑戦しました。
独自のウェブアプリケーションを使って音声会話をしたのですが、対面している場合と違って「これかな?」という身振りができず、かといって黙ってしまうわけにもいかずというように難しかったです。まるで自宅で留学しているかのように、初対面で国籍のまったく違う人達と会話を成立させるためのいい経験になりました。
●意外とできない英語に再チャレンジ
使ってみて、今までは読み書き中心に英語と触れてきたのですが、聴くことと話すことがこんなに苦手だとは思いませんでした。『Englishtown』は教材がかなりしっかりしているので、読み書きはもちろん英会話に必要な聴く・話すの学習も充分に学べると感じました。
『iPad』で学習できる点も魅力的です。電車の中では復習を、自宅や空いた時間には音声入力も含めてしっかりと学習するなどメリハリが付けられる点もグッド。『iPad』による音声認識レベルは、普段何気なく使用している距離、だいたい親指から小指までの長さ離したぐらいで充分認識してくれるため、タッチで回答したあとにマイクに近づくといった必要はありませんでした。
英語でビジネスをしたい、出張で海外勤務になりそう、趣味が同じ海外の友人を作りたい、などなど英語を使う機会が増えそうな方や使える英語を勉強し直したい方は『Englishtown』を試してみては。
Englishtown
http://www.englishtown.co.jp/online/home.aspx
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