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高山明×今野勉「演劇を拡張する #3 『思想としてのテレビ』から演劇へ――接続と展開」【2014/07/09 収録】

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高山明×今野勉「演劇を拡張する #3 『思想としてのテレビ』から演劇へ――接続と展開」【2014/07/09 収録】

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動画パックの説明 連続講座「演劇を拡張する」、第三回は日本初の独立系テレビ制作会社「テレビマンユニオン」の創設者、TVディレクターの今野勉をゲストに迎える。長野オリンピックのプロデューサーも勤めた今野とともに、演劇とTVの関係、その歴史と未来について議論する。
今野勉さんからのコメント
テレビはナマ放送で始まりました。テレビドラマは、演劇の中継と同じでした。
テレビドラマはその後、記録(録画)の機能を持つようになり、演劇よりは映画に近いメディアになっています。
当初のテレビは、1回性、ハプニング、消えるもの、持続する時間、リアルな時間、など演劇と共通する要素が多くありました。今はそれらが失われています。
今回、私は、テレビ草創期に私が演出した歴史ドキュメンタリー『天皇の世紀』を観てもらおうと思っています。
この番組は、
①歴史を扱っていて、尚且つ現在進行のパフォーマンスで構成されている。
②フィルムによる撮影なのに、テレビ中継のように撮っている。
③俳優のパフォーマンスを撮っているスタッフをも撮影の対象としている。
など、過去と現在、映画とテレビ、演劇とテレビなどが混然とした内容です。
「拡張する演劇」の議論の最初の素材になれば、と思っています。

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