閉じる
閉じる
×
12月17日の宮崎学さんの「突破者の独り言」――「歴史観をめぐって(其の三)」に、沖縄県知事選についてこんな記述があった。
>私は、沖縄の失業者たちが最後まで平和理念を唱える人たちを自分たちと同じ苦しみを持つ側の人間だと思えなかったのではないかと思う。
>つまり、失業者たちは革新側の運動を行っている人々を生活安定者として捉えたのである。
私は沖縄県知事選については、必ずしもそうは思わないが、むしろ都市のフリーターが「平和理念を唱える人は、自分と同じ苦しみを持つ側の人間ではない」「革新側は生活安定者」ととらえているという論文(?)が朝日新聞社の『論座』1月号「現代の貧困――困窮する若者と貧困ビジネスの実態」に掲載されている。
問題の論文は「『丸山真男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」31歳フリーターは筆者・赤木智弘氏自身であり、北関東在住。「結婚どころか親元に寄生し
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。