• このエントリーをはてなブックマークに追加

DVさん のコメント

userPhoto
DV
>>51
まぁそれくらいは認めてやるわ
散々っぱら民主党は売国党だからやめろと言っても
一切聞く耳もたなかった家族も今は許してるしな

問題はこの期に及んでなお民主党支持してる連中な
鳩にもそういう信者がいたりしてな
No.59
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
鳩山由紀夫元首相のクリミア・モスクワ訪問に対する政府、与野党、マスコミ挙げてのバッシングは常軌を逸していた。「軽率」「迷惑」くらいならまだしも「国賊」「日本人ではない」「パスポートを取り上げろ」などの言葉までが飛び交い、行く先々で待ち構えたメディアが「どう責任をとるんですか!」とマイクを突き付け、自宅には連日、右翼の街宣車が押しかけるといった有様は、政府に対する一切の異論を許さない戦時下の統制社会の再来を思わせるおぞましいものである。 とはいえ、鳩山に同行した私や新右翼団体「一水会」の木村三浩代表、それに昨夏にクリミアを訪れて「ロシアの実効支配の下でクリミアは平穏」などと最近の週刊文春で2回続きのレポートを書いた池上彰などは、とくに名指しの攻撃に遭っているわけではない。やはり「元首相たるものが政府の方針に逆らう言動をするのはけしからん」というに尽きるのだろう。しかし、民主党政権の首相だった彼が自民党政権の言うとおりにしなければならないという法はないし、むしろ「元首相であって今は一民間人」であるからこそ膠着しきった日露の外交関係改善の糸口を政府とは別の角度から探るという役割もあって、それはまた1つの責任の果たし方なのではあるまいか。米大統領を辞めてからのカーターが、北朝鮮はじめ難しい国や地域を訪れて解きほぐし役を務めている例もある。総じて日本の外交は建前ばかりにしがみつく「一枚板」でしかなく、建前はそうでも一枚めくるとちゃんと裏パイプでの本音ベースの模索は続いていて、さらにもう一枚めくると最後の落とし所は密かに用意されているという具合に、どの国も二枚腰、三枚腰でやっているのが外交というものである。 とりわけウクライナ危機とクリミア問題をめぐっては、日本では、米欧の立場から見た「ロシアが悪い」一本槍の情報しか流れておらず、安倍晋三首相はせっかくプーチン大統領と親交を積み上げて北方領土問題を打開するチャンスを手にしておりながら、極めて安易かつ軽率に米欧の対露経済制裁に馳せ参じてしまい、身動きがとれなくなっている。西側の言い分はそうとして、ではロシア側はどういう言い分で、現地の実情はどうなのかを探りに元首相が出かけて行くというのは、まことに常識にかない国益に沿ったことだと思うのだが、それが通じないのがこの国だ。なお鳩山、木村、私ほかの共著 『ウクライナ危機の実相と日露関係』(花伝社) が今週発売されたので是非ご一読頂きたい。▲ ( 
日刊ゲンダイ3月19日付から転載 ) 【関連記事】 ■<インタビュー>鳩山由紀夫:クリミア訪問の真相─日露関係改善のための民間外交を(15.03.20) http://ch.nicovideo.jp/ch711/blomaga/ar754199 ■2.20 高野孟の時事談義2015「ウクライナ停戦合意」(会員無料・非会員216pt) http://www.nicovideo.jp/watch/1424217346 【お知らせ】   高野孟が30年以上に書き綴ってきた同時代ドキュメント「INSIDER」は、まぐまぐのメールマガジン「高野孟のTHE JOURNAL」(毎週月曜日配信・月額864円/当月無料・税込)で配信中! 購読申し込みはコチラ→  http://www.mag2.com/m/0001353170.html <高野孟(たかの・はじめ)プロフィール> 1944 年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレ ター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。94年に故・島桂次=元NHK会長と共に(株)ウェ ブキャスターを設立、日本初のインターネットによる日英両文のオンライン週刊誌『東京万華鏡』を創刊。2002年に早稲田大学客員教授に就任。05年にイ ンターネットニュースサイト《ざ・こもんず》を開設。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。 Facebook:高野 孟
THE JOURNAL
2008年9月に創設され、月間数百万ページビューを出してきた独立系メディア《THE JOURNAL》が「ニコニコ」で再出発!テキストと映像、音声を駆使した情報をお届けします。