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アリス九號. HP​

L→R Dr. Nao / Gt. 虎 / Vo. 将 / Gt. ヒロト / Ba. 沙我


昨年15周年を経てさらに進化を遂げた5人がアリス九號.としては11年ぶりのアルバムを完成させた!「不夜城エデン」目指すは楽園か?地獄か?


■2019年は15周年イヤーとして忙しい1年でしたね?そして16年目に入りこのタイミングでバンド名をアリス九號.に戻した理由を聞かせてください。

将:20年を目指すために唯一無二を目指さなければならないと思ったからです。


■A9として活動していた期間は5人にとってどんな時間だったと感じていますか?

将:良い意味で一からの再スタートをインディーズバンドとして切磋琢磨できた良い期間でした。バンドがこの時期に解散しなかったのはとても意義があることだと思います。だって、契約も縛りも何もなかったんだからね。

ヒロト:自分自身、アリス九號.と改めて向き合い、そして大事な人、コトを見極め感謝を実感した、おそらく人生においてもとても貴重な期間でした。この期間に助けてくれたファンの人支えてくれた人は本当に今後大事にしたい。

虎:名前は違えど気持ちはかわらないかな!なんなら一生A9で過ごす覚悟はあった

沙我:世間知らずだった僕達は実家から社会へと飛び出して色々と甘くない世の中を痛感した。全てにおいて自分達の詰めの甘さを実感した。ファンに支えられていると改めて知った。

Nao:新しい世界に飛び込んで期待と不安が渦巻いてました。表現者としてもとても鍛えられた時間でした。A9として過ごした時間は今を形成する不可欠な要素です。


■15周年のベストアルバムは再録にてリリースになりました。改めて自分たちの過去の音源を再録したことで見えてきたこのバンドの「らしさ」ってどんな部分で感じましたか?

将:美しいメロディ、言葉。煌びやかなアンサンブル。

ヒロト:明るいと暗い、ポップとバイオレンス、普遍的と挑戦などの二面性。

虎:らしさというか若さを感じたかなその当時自分の中で流行ってた音楽とかおもいだした!

沙我:らしさとは戦略やブランディングや流行を追う事では作れない裸の部分。例えば僕は自分自身を追求する中で自分の作曲スタイルやベーススタイルを作り上げた。物作りをしている時だけは誰もリスペクトしない。どんな偉大な人達でも葬る気持ちで作る。凄く時間をかけます。かけられる時間を作ります。それが自分らしさに繋がります。バンド単位では考えていない。要はメンバーそれぞれがミュージシャンとしていかに面倒くさい存在になるかです。

Nao:普段は和気あいあいしてますが音楽面はストイックな部分です!


■そんなアリス九號.の一発目として先行シングルとしてリリースされていた「革命開花-Revolutionary Blooming-」の反応や反響をメンバーの皆さんはどのように感じていましたか?

将:「アリス九號.」という名前の意味を再定義できたような気がしましたね。名前を戻したことがトレンドのニュースになってくれたのも嬉しかったです。

ヒロト:思っていたより反応が無く危機感を覚えた。

虎:和洋折衷というアリスナインらしさを存分に出せた名刺みたいな作品!

沙我:良かったと思います。

Nao:久々に和テイストなので、バンド名のアリス九號.とともに新鮮でした。


■そして今回アリス九號.としては11年ぶりとなるアルバム「不夜城エデン」がリリースになりました。このタイトルに込められたメッセージとは?

将:「アリス」であるからには空想の世界に皆さんをお誘いしなければなりませんよね。猥雑でカオスな香港のようなごちゃ混ぜの世界の和洋折衷の世界にお誘いしたいと思ってます。どうぞ御賞味ください!


■アルバム全体を通して「A9」からアリス九號.に戻ったぞ!という意思を明確に示している部分ってあったりするのでしょうか?

将:まさに。戻した意味がわかる内容じゃないとつまらないというか、何故活動するのかよくわからない状態なので、そのバイブルとなるような内容になってます。

ヒロト:初期アリス九號.当初意識していた『和洋折衷』をより音で表現したこと。随所に散りばめてます。

虎:それが革命開花だとおもう!

沙我:アルバムのジャケットにアリス九號.って書いたとこですね。

Nao:ところどころ和を感じれるところですかね。あとはアリス九號.ロゴの力強さです。


■逆に「A9」でも「アリス九號.」でも変わることのない5人の芯の部分を教えてください。

将:本質的にはギターロック、日本文学ロックなんだけど、そこにグラムやファッションメタル要素が入っているところかな。

ヒロト:五人が変わらないこと。それぞれの役割を全うすること。

虎:基本おもったより自然体なバンドなんで名前で何か変わるような薄いかんじではないとおもいます。

沙我:O型3人とA型1人とAB型1人が気遣いあってるとこですね。

Nao:時には戦友でもあるけど5人の絆です。


■今作のリード曲「TESTAMENT」の歌詞の世界観について教えてください。

将:「遺書」という意味の言葉ですが、弱い自分に別れを告げ未来へ向かう。そんな強さをこの曲から感じ取って貰いたいです。


■「TESTAMENT」のMV撮影時のエピソードなどあれば教えてください。

将:「THE VOCALIST」のヴィジュアルになりたくてエクステを付けたら意外とハマってしまったところですかね。炎の演出も初めてだったのですが新鮮で楽しかったです。

ヒロト:マテリアルと撮影技術を駆使したむちゃくちゃ効率化(一回のプレイにかける緊張感がもたらすクオリティ)ソロカットに関してはそれぞれのシュチュエーションでの男のワンテイク!!

虎:とにかくカメラの台数が多くて撮影早くて勉強になりました

沙我:バンドショットの撮り方が効率的で良かった。

Nao:久々に遠出をした撮影でした。外での撮影だったのでとても寒かったです。フルメイクフル衣装で歩いてたら地元住民のおばあちゃんにガン見されました・・・


■今作の音作りについて過去の作品と比べての進化や変化など教えて欲しいです。

将:nishi-kenさんをプロデューサーに迎え、遠藤さんという素晴らしいエンジニアの方も迎えられて確実にゴージャスな仕上がりになってます。歌についてはSONYのC-800Gというマイクで録ったのですがキラキラしながらどっしりとした質感になってます。

ヒロト:より自然体になっていること。目には見えないストーリー性を意識して取り込んでいったこと。

虎:今回は新しいプロデューサーとともに進化したアリスナインが聞けると思います。

沙我:和洋折衷という結成当初のコンセプトに初めて真面目に取り組んだ。昔はコンセプトというより勢いしかなかったから、今回はちゃんと向き合った。改めて興味深いコンセプトだった。音作りも自然と世界観を重視するものになった。

Nao:新しい環境での製作でとても新鮮でした。個々の個性を生かした仕上がりになってます。


■コロナウイルスの影響もありアリス九號.ONE MAN TOUR2020「不夜城逃避行」も今後どうなるのかわからない現状ですが今現在のアリス九號.のLIVEの魅力はどんな部分だと感じていますか?

将:5人の案内人による異空間にトリップするような世界。他に無いものだと思うので、またバンドが演奏する場所がある世界に期待しつつ新しい手法を模索しています。

ヒロト:A9時代を経て出逢っていったチームで創り上げるステージの多様性と常に進化を目指すLIVE。現状維持は死である!精神。おそらく『コロナという時代』を経た先にはより一層そうなっていくと思います。なので変化を応援して欲しいです!!

虎:ありがちですけど一体感とおもたよりアットホームなかんじですかね?

沙我:これ、昔から聞かれていつも悩むんですが結論が出ました。観たことがないので分かりません。客観的にもなれませんし、日々葛藤です。ただ、一生懸命やってます。5人のキャラクターは立っていると思いますよ。

Nao:笑顔あり感動ありのキレキレのプレイありのゆる〜いトークありの振り幅とギャップ!


■そして再びLIVEが無事開催できるようになった時、アリス九號.の皆さんは待ってたファンの皆さんになんて声かけましょう?

将:ただいま、おかえり

ヒロト:お待たせしました、いえお待たせしすぎたかもしれません。というのは冗談で『よく生きて耐え抜いたね, おかえり, そしてただいま!』

虎:さぁはじめようか?

沙我:“まだ終わったと思うなよ”

Nao:待っててくれてありがとう。


■改めて「不夜城エデン」どんな1枚になりましたか?

将:まさに15年かけて作り出したアリス九號.のバイブルですね。

ヒロト:ここにたどり着く為の過去であった、そんなALBUM。

虎:これからが見える作品になりましたな!

沙我:アリス九號.の代表作です。看板商品です。

Nao:この先も苦難が待ち受けているかもしれないけど絶対に負けない希望の光です。


■最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

将:ナイスヴィジュっとけ

ヒロト:初めましての人はアリス九號.という名前くらいは聞いたことはあるんじゃないかと思います。きっとパブリックイメージとは裏腹な予想しなった要素満載の裏表の激しい、でもとことんピュアなバンドです。ここにしかないエンタメがあるはずなので、アイスクリームのように一度テイスティングしてみてください。

虎:長いことこの業界にいてV系愛すらあるのでうちらだけとかじゃなくこのシーンを皆で盛り上げていきたいですね!

沙我:目を通していただきありがとうございました。

Nao:必ずコロナを乗り越えて会おうね!


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≪5月のLINE UP≫


●表紙:KISAKI × KAIKI 対談(5/21 18:00~)

●裏表紙:メギド(5/22 18:00~) 

●特集:アリス九號.(5/25 18:00~)


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アリス九號.として” 11年ぶり” のNEW ALBUM「不夜城エデン」2020年4月29日リリース

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・FC 限定豪華盤 [CD+2DVD] 
¥12,000(tax out)

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・通常流通盤 [CD]
 ¥3,000(tax out)

[CD]
01. 革命開花 -epilogue-
02. 革命開花 -Revolutionary Blooming-
03. BABYLON
04. TESTAMENT
05. 游 -ASOBI-
06. 罪人
07. CYAN
08. Everlasting

[DVD]
【DISC 1】
01. Cradle to Alpha
02. 華【hae・ne】
03. 革命開花 -Revolutionary Blooming-
04. 風凛
05. Tender
06. Daybreak
07. Merry Christmas to U
08. 春夏秋冬
09. 銀の月 黒い星
from 2019.12.25 LINE CUBE SHIBUYA
(渋谷公会堂)「アリス九號. Christmas Concert 
革命開花 ep2. SYMPHONIC ALICEMAS 2019」

【DISC 2】
01. すべてへ
02. the Arc
03. -Entr’acte-
04. GEMINI -0-eternal
05. GEMINI -Ⅰ-the void
06. GEMINI -Ⅱ-the luv
07. the beautiful name
08. RAINBOWS
09. 闇ニ散ル桜
10. MEMENTO
from 2020.01.05 大阪国際センター大ホール
「New Year Concert 2020 革命開花 
ep3. -SYMPHONIC GALAXY-」



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