お互いに、今年結成15周年を迎えた間柄。本当なら、今年15周年を迎えるバンドたちと一緒にいろんな企画を行うはずだった。が、ご存じのように「コロナ」の影響で、春からは様々なバンドがライブ活動の停止を余儀なくされた。そんな中、ネットを介しリモートワークで積極的にバンドの情報を配信し続けていたのが、結成15周年組のバンドのヴォーカリストである団長(NoGoD)とfeaturing16(Jin-Machine)だった。彼らが、ライブ活動もままならない今の時期だからこそ伝えるサバイブ法を、2人の対談という形を通してお伝えしたい。
Interview:長澤智典
今、みなさん配信ライブをやり出せば、いろんな配信スタイルを試そうともしている状況があります。
団長 自分らも、そこに関してはいろんな挑戦をしていくのは有りだなと思ってる。最近知ったんですけど、今は、リアルタイムでしゃべった言葉を、ほんのちょっとの時間の差で、すぐに字幕にしてくれるサービスもあるんですよ。それを使って、配信ライブでもテロップ化できるなら面白いなと思って。それを翻訳もしてもらえるなら、多くの海外の人たちにも、リアルで歌や自分らの気持ちを伝えていける。ただ、ライブ中に早口で歌っている言葉をどこまで精確に拾えるのかはやってみないことにはわからないんだけど。でも、新しい伝える手段として可能性を感じているし、そういうことを積極的に実践しながら新しいスタイルを突き詰めてこそ、この先も生き残っていくための鍵になっていくのかなと思ってる。
featuring16 それ、YouTubeでもよく翻訳されて流れているやつだ。確かヒカキンさんだったかな、なんかの発言がAIの誤訳によって「日本人殺し」と記され、それで話題になったこともあったけど。それをライブでも使うということだよね。
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