6月17日に配信された大好評企画『居酒屋はくえい』のゲストには、ロック界のゴッドマザー、東海林のり子さんが登場! 長年ににわたってPENICILLINの活動を見守り続けてきた東海林さんだけに、貴重なエピソードが飛び出しまくりで対談は多いに盛り上がりました。ここでは配信前の時間を利用して、初対面の印象から、近況まで、幅広く語っていただいております。では、HAKUEIと東海林さんの絆の深さが感じられるトークをお楽しみください!(対談は4回にわたって掲載します)。
Interview:海江敦士
さて、新型コロナウイルスの影響で、音楽業界もライブが中止や延期になるなど、かなりの影響を受けました。自粛のため外出できない時間も多かったと思いますが、その間はどういう風に過ごされていましたか?
東海林:ミュージシャンが自粛って言われても大変よね、どう過ごしていたの?
HAKUEI:まず、PENICILLINとしては4月にライブが3本決まっていたのが全部延期になって――。で、5月にはファンクラブ旅行も企画してたんですけど、当然中止になったんですよ。それでとにかく時間があったから制作しました。いつもなら、毎年秋ぐらいにアルバムをリリースしてきたんですが、こういう時期だし、曲を作ってメッセージを届けようってメンバーで話し合って。最近はずっと制作してましたね。
――多くの人がネガティヴになりがちな状況ではありましたけど、PENICILLINとしては、早い段階でポジティヴな思考にシフトしたんですね。