大好評を得ているニコ生ラジオ【居酒屋はくえい】。9月4日に放送された同プログラムにゲストで招かれたthe Raid.の星七(vo)に、ラジオ収録と併せて単独インタビューを行った。the Raid.は始動時から完全自主製作で活動しているバンドでいながら、来年からメジャー・フィールドに歩を進めることになる。このことからは彼らが強い意志やこだわりを抱いてバンドと向き合っていることがうかがえる。the Raid.が歩んできた道のりやコロナ禍の中での活動、今後の展望などについて、バンドのブレインを担う星七に語ってもらった。
Interview:村上孝之
――the Raid.は、お客さんを入れたライブを再開されたそうですね。
星七:今は、もう普通にやっています。最初はちょっと怖かったんですよね。自分達が先陣を切ってライブをやり始めることで、叩かれるんじゃないかというのがあったから。メジャーにいく件もあるから、イメージ的なことを考えたらやらないほうがいいんじゃないかと思ったりもしたし。でも、なにもしないでいると、その間もどんどん時間は過ぎていくので。それに、コロナで外出を控えているリスナーは家でテレビとかを観る時間が増えて、テレビに出ているのはメジャー・アーティストで、そっちに流れていってしまう可能性が大いにあるんですよね。だから、お客さんを入れたライブをやろうと決めました。