HAKUEI(PENICILLIN)を店長に、星子誠一(club Zy.編集長)と団長(NoGoD)が進行でトークを進めてきた「居酒屋はくえい"年末特番"」。8時間放送のトリを飾ったのが、Ryuji(The Brow Beat)。
変わらず、ゆったりとした語りで番組はスタート。Ryujiの登場と共に、コメント欄に一気に数多くの言葉が並びだす。コメント数のハンパない多さに、HAKUEIも団長もビックリ。最後のゲストという理由も加わり、HAKUEIも団長も、星子編集長も終始高いテンションだ。Ryujiも「ずっと出たかったんで!」と嬉しそうに言葉を寄せていた。
今年を振り返っての話では、Ryujiは「仕事柄、日々コロナ対策をしなきゃいけないのが大変。PCR検査の王と言っても過言ではないくらい、PCR検査を数多くやってきた」と語っていた。楽しかったことについて、「やっといろんなことができるようになったこと。舞台に立たせてもらったりと、こうやって仕事が出来ていること自体が楽しい」と語っていた。「今もまだ動員を半分に抑えたり、配信も加えた形で舞台公演行なうなどの対策を施しながら進めている」など、Ryujiが、佐藤流司として舞台を取り巻く周辺事情についても教えてくれた。
HAKUEIは、「来年のThe Brow Beatのことを言いたいけど話せない」ことにもどかしさも覚えていた。この配信時点では、新しい展開へ向けてサイトをリニューアル中。そのうえで、2020年の活動を振り返りながら、「The Brow Beatはコロナ禍で騒がれ、そろそろやばいなという状況の中でツアーファイナルを迎えられた。それは良かったことだったけど…」と、当時の心境もなどもHAKUEIとRyujiが語っていた。
今後のThe Brow Beatの展開はどうなるのか…という話を匂わせつつも、ここからは佐藤流司による俳優業の話へ。有観客で舞台が出来たのが嬉しかったときの心境や、この日の出演メンバー全員に共通しているhideへの想いを語る場面もあった。
Ryujiはもともとロックが大好きな人。星子編集長が、Ryujiと初めて出会ったときに「今日はhideさんのパンツをはいてます」という発言をしていたと想い出を語っていた。The Brow Beatのライブでもhideの楽曲をカバーしてきた話や、団長が「自分たちの活動するジャンルを、Ryujiさんがこんなにも愛してくれているのが嬉しい」と語れば、Ryujiは「自分の中のルーツはヴィジュアル系。NoGoDの”神風”を中学時代に聴いてた」と話しだす。その言葉を聞いた団長が驚喜していたことも伝えておこう。
HAKUEIと佐藤流司の出会いから、一緒にバンド活動を行なうことになった経緯話を聞いて、「この業界では飛び級ですよ」と団長が驚きの声を上げていた。HAKUEIが感動したのが、「舞台劇を通してヤンキーの役を演じていた姿を観ていたときは、すごく嫌な奴だと思っていたけど。打ち上げのとき、”母親の身体の中にいるときからHAKUEIさんの歌を聴いていました”」と話しかけられ、とても礼儀正しい好青年であることに嬉しい驚きを覚えれば、「流司くんのご両親がPENICILLINのファンで、小さい頃からPENICILLINの曲も聴いていたのも嬉しかった」ことも含め、佐藤流司の人柄に惚れ込み、一緒にバンド活動を行なうのを決めたことも伝えてくれた。
歌えることと、ヴォーカリストとしての才能は違うこと。Ryujiのヴォーカリストとしての天性の素質について、HAKUEIが「僕も勉強になるし、嫉妬するくらいすごいヴォーカリスト。自分も一緒にいて刺激になるからやっている」と絶賛。その言葉を聞いて嬉しがっていたのはもちろんだ。レコーディングへ臨むにあたり、「HAKUEIさんの仮歌を聴いてめちゃくちゃ感動した」想い出話もRyujiが語っていた。
2人の関係性を聞きながら、団長が「めちゃくちゃラブラブじゃない」と発言。HAKUEIは、Ryujiに向け「絶対的な個性を持っている人」と、ここでも絶賛。だからこそThe Brow Beatの中でHAKUEIは、「一歩引いた立場で、Ryujiくんを立てるように歌っている」と答えていた。Ryujiは、「The Brow Beatのメンバーは全員凄すぎて、逆に感覚が麻痺する。むしろ失礼のないようにと遠慮するのではなく、逆にむちゃくちゃやってしまう姿勢で臨んでいる」と語っていた。そこへHAKUEIが「それが出来るのも、メンバー全員がRyujiくんを信頼し受け止めているように、彼の人徳があってのこと」と言葉を重ねていった。
The Brow Beatの今後の野望について、Ryujiが「たくさん、みなさんにお会い出来る機会が欲しい。もっと曲が増えたら暴れ曲だけや、バラードだけのライブをやりたいので、出来るだけたくさん曲が欲しい」と語っていた。HAKUEIは「Ryujiくんの作る曲が、自分は楽しみ」とも言っていた。
The Brow Beatは、まだ一度もイベントライブの出演経験がない。Ryujiは「もし出れる機会があるのなら、そこで掻き回してやりたいので、是非」と語れば、HAKUEIも「我々が引っ搔き回す」と宣言。その言葉を聞いた団長が、「こんな黒船がきたら、うちらボッコボコですよ」と語っていた。
ここで団長が、Ryujiに「3年間HAKUEIさんと一緒にバンドをやってきた中で見えてきたいいところ、変えてほしいところがあったら教えて」と質問。その答えが「HAKUEIさんは見た目怖いじゃないですか。でも、本当に面白い話の多い方で、いつも爆笑させられます。よく、クワガタの画像も送ってくれる」と発言。さらに、「打ち上げでお酒がいい感じで身体へ入っていくと、面白い話をする前に、先に自分で思い出し笑いをしたうえで話すんですね。それで、面白い話が始まるんだというのに気付けば、何時も同じ話を繰り返してくるんです。だけど、その話の内容が何回聞いても笑えるから、それが楽しい」と語っていた。
その言葉を聞き、団長が「この話何回も聞いてますよと言いたいわけだ」と代弁。そのうえで、「いや、本当に何度聞いてもHAKUEIさんの話は面白いですから」と、Ryujiがフォロー(?)していた。
最後にRyujiは、「健康で来年を迎えられように」と言葉を述べていた。今年のThe Brow Beatの活躍、とても期待したい。
(@visualkei_oyaji)
TEXT:長澤智典
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