放送も佳境へ。ゲストで登場したのが、Aiji(LM.C)。「Aijiくんが来ると酒が美味いなぁ」と話しだしたのが、HAKUEI。昨年、Aijが「居酒屋はくえい」に参加したとき「来年は忘年会の放送にしたらいいんじゃないっすか?」と言ったことがきっかけで今回の企画が立ち上がったように、「居酒屋はくえい”年末特番"」はAijiも発起人の一人。それもあって、「これは絶対に出ないと」と参加を決めたことを伝えてくれた。
団長とAijiは身内の呑みで顔を合わせるなど、年に何回か会っている関係。Aijiが、「NoGoDの曲はめっちゃいい」と絶賛していたことも伝えておこう。
ここからは、今年を振り返っての話へ。Aijiは、「今年、大変だったことはとくにない」と発言。そのうえで「自分で会社を経営しているので、そっちに頭を使っていたのは大変だったけど。むしろ、それも自分のモチベーションを高める良い機会になった」と、すべての事柄をプラスに考えていた。ただ、「制限の有る中でライブをしたときに、今までとは勝手が違ってた。曲間などで何時ものタイム感が通用しなかったりして、それが大変だった」とも語っていた。
HAKUEIも、「無観客のライブの場合、曲の始め方も含め、いろいろタイミングをつかむのが大変。演奏陣は曲が始まれば何時も通りにいけるけど、そのきっかけや全体の流れを作るのがヴォーカリストになるから、そこが大変だった」と発言。
団長は、「自分のペースでひっぱることを覚えたけど。配信ライブだと声援という反応がないから、たまに発言が滑ってるんじゃないかと思ってしまう」とも話していた。
Aijiはコロナ禍のライブについて、「これに慣れるべきなのか、これが当たり前になっていくのか…。これが当たり前になるのは困る。ライブって、お客さんたちと一緒に作り上げる間(ま)も含めて必要なもの。それが存在しないライブに、改めて思いきりパンチをもらった気分。ライブの場合、鉄板曲にお客さんが反応してゆくのが当たり前にもなっていて、そのリアクションが見えないことでのライブの進みづらさにも気付かされた」と、みずからの経験を通し、コロナ禍でのライブのあり方についていろいろ問題提起をしていた。
そのうえで、「自分たちの作り上げてきた足跡や歴史があるからこそ、出来たことも多くあった」と、自分たちの活動の歩みへ改めて感謝したこともAijiは伝えていた。
その話を耳にしたうえで、「今の時代に必要なのは継続力。今を乗り越えたときに見える新しいシーンや景色がある」と、星子編集長が熱く語っていた。
LM.Cは10月に行ったライブを収録して12月末に配信をした。そのときの経験を通し、「無観客ライブ配信はテレビ番組の収録のようなものだと思っています。LM.Cがこれまでファンと一緒に作り続けてきたライブとはあきらかに違う。だから、LM.Cとしては無観客ライブ配信はやらない。あくまでもライブは、お客さんを前にしてリアルタイムで伝える」考えであることを示してくれた。そのうえで、「リアルタイムでファンに想いを伝え、交流を深める目的でツイキャスでの生配信をやっている」ことも伝えていた。
Aijiの言葉を聞き、団長は「何かしら発信していないと存在を忘れられてしまうから、ゲーム配信などいろいろやってきたけど。本来はエンターテイメントとしての配信をしっかり心がけてゆくことが大切なんですよね」と、改めて自分たちが伝えてゆくべきことの本意に気付けたことを述べていた。
「アーティストイメージを崩さずに、いかに配信をするかが大事。団長の世代が一番フレキシブルに対応していける」とAijiやHAKUEIが語りだす。その言葉を受け、団長が「YouTubeやTikTokなど、今の世代のネットツールを使ってファンを増やす同期や後輩たちがいる。そこへ踏み込んだ人ほど成果を出している現実も実際にある」と発言。その言葉を受け止めたうえで、「やるときめたら格好悪くならないようにやる。しっかり覚悟を持ってやれるかどうかが大事」とAijiが言葉を重ねていた。
ここで実施したのが4択アンケート。内容は、「4人の中で一番寝起きが悪いのは」。それをリスナーが選択するという形で実施。星子編集長が徹夜で作った(笑)という質問の内容を聞き、3人ともその質問にあきれていたことも伝えておこう。
アンケートの結果は、ぶっちぎりでHAKUEI。本人は「なんで?
と納得がいかない。コメント欄には「気だるげなのが似合う」「血圧低そう」など、いろんな文字が飛びかっていた。本人も、「あまり寝起きには自信がない」と語っていた。中には、「団長は秒でおきそう」というコメントも。
会話の流れを受け、HAKUEIが「以前、大事な仕事のときに思いきり寝坊した経験があった」と告白。「入場の時間に目が覚め、急いで現場へ向かい、楽屋へ入るなりスランディグ土下座をした」と話す言葉を聞き、Aijiも「一回だけラジオの収録で大遅刻があった」と告白。そのうえで、「いろんな人たちに迷惑をかけたことから、それ以降は絶対に起こさないように心がけている」と伝えていた。
団長も、「一度だけMV撮影の始まりの時間に起きて、急スピードで現場に入りスライディング土下座したことがあった」と語っていた。「他の人に迷惑かかっちゃうのはヤバいよね…
と語るAijiの発言、肝に命じておきます。
ここからは有料配信へ。ここでは、かつて星子編集長が「お馬と馬車」というグループのベーシストとしてテイチクよりデビューしていた話へ。当時、デビューシングルの初回プレスが7千枚。40年以上前の、星子編集長が大学4年の頃の話だ。まさかの話の展開へ、星子編集長も戸惑い気味。そこから、「お馬と馬車が復活するときは、このメンツが参加する」という話にまで発展していった。
「犬に噛まれたことは」のファンからの質問に、Aijiから「5歳の頃に親戚の家の犬に肩を噛まれ、離れなくて大変なことに。結果、病院にまで搬送された」という話が飛び出した。「その犬が、人を噛んで事件を起こしたのは2回目。結果、処分されてしまい、幼心にショックだった」と回想していた。
まさかのヘヴィな話を受け、HAKUEIが、「大学生のときにパチンコ屋の換●所へいく途中に、可愛いポメラニアンにアキレス腱を噛まれたこともがあった」と話をしながら、「普通はこの程度だと思うけど、まさかのヘヴィな展開。質問した人も、こんな重い話になるとは思わなかっただろうね」と話していた。
この日の配信に栄喜が登場していたことに触れ、Aijiが「お会いしたかった」と呟いたうえで、Aijiが一時期SIAM SHADEのローディをやっていたことをここで発言。その中の想い出として、町田プレイハウスのイベントライブでSIAM SHADEとPENICILLINの対バンが決まっていたが、そのときにHAKUEIが麻疹にかかりライブに出れず、HAKUEIと会えなかったという話をしていた。
当時のAijiは、「SIAM SHADEに勝つにはどうすればいいのか。テクニックではどうにも勝てない。でも、いい曲さえ書けたら同じ土俵で戦えるかもという意識を持ったことが、結果的に今に繋がった」という話をしていた。さらに、「SIAM SHADEのファンクラブ限定ライブのときに、初めてPierrotがオープニングアクトとして出演させてもらい、SIAM SHADEと初共演した」ことなど、いろんな想い出話を語っていた。
ここでは、インディーズ時代の懐かしいレアな話が次々飛びだしていた。
最後にAijiが、「止まない雨はない。みんなで楽しめる日が来る。この期間の中、自分にとって必要なものとそうじゃないものがはっきりしてきた。みんなも、本当に好きだと思う人のことを信じればいい。その人の音楽や言葉を信じて、また会えるときになったら一緒に楽しみましょう」と語り、出演回をしっかりとまとめあげた。
(@visualkei_oyaji)
TEXT:長澤智典
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