Vijuttoke21年2月号「ZOMBIE」インタビュー

ZOMBIE HP

L→R Drums.REIKA / Bass.青井ミドリ / Vocal.奏多 / Guitar.izuna

2020年にバンド名表記をZOMBIEに改め新たなる一歩を踏み出した彼ら
そんな彼らを待っていたのはコロナ禍という地獄
“100％死んでる”彼らだからこそ希望の見えないシーンに射せる光がある！​

■2020年、バンド名を英語表記に変え、動き出そうとした所でコロナ騒動になってしまい思ったように動けなかったのではないかと思いますが4人にとってどういう年でしたか？

ミドリ‥２０１９年はメンバーを探さなければいけなかったり、アルバムを作ったりしていて結構バタバタしていて、ゆっくり考える時間がなかった分２０２０年は曲作り含めてゆっくり考えることができた１年でした。

■そういう意味ではプラスだったということですね。

ミドリ‥プラスだったのかはわからないですが目の前のことに必死になってずっとやってきたので一回見つめ直すことが出来たのかなとは思っています。

■izunaさんはこの機会に自分のGtプレイを見つめ直す事とかありました？

izuna‥じっくり見つめ直せましたね。時間ができたので、アドバイスを頂いたりして見つめ直すことが出来ました。

■REIKAさんはドラムプレイヤーとしてはどうでしたか？

REIKA‥昨年はバンドとして動きたくても動けなかった一年だったので、その中で個人として何ができるか考えた時、自分はドラマーとしてファンの人にその姿を見せていたいと思いまして。その時ちょうどドラムの生配信をお声がけいただいて、配信をしたり、叩いてみた動画をやったりしていました。

■ボーカリストとしてはどういう過ごし方をしていましたか？

奏多‥歌えないって事になると、やっぱりストレスが溜まっていました！

■こんな時期だから、自分のライブ映像を振り返ったりしていました？

奏多‥昨年の始動ライブの映像は見たりしていましたね。お客さんもいっぱい居て、つい最近のことなのに昔のような感覚になっていました。

■ZOMBIEとして、配信ライブや収録などはやっていましたか？

奏多‥配信ライブは2回やりました。あとは有観客と配信という形のライブも行いました。

■配信はやってみて手応えや感覚はどうでしたか？

奏多‥思っていたよりは楽しめました。やっぱり目の前にお客さんがいないし、反応がないのは寂しかったですけど、PV撮っているような感じで楽しめましたね。

■REIKAさんは配信どうでしたか？

REIKA‥お客さんがいないのは違和感がありましたが、ドラマーとしては普段見ることができないドラムアングルのカメラがいて、お客さんからも「嬉しかったです」という声が頂けて、良い部分もあるなと思いました。

■配信から有観客に徐々に戻りつつあった昨年後半でしたが、ライブができるようになって改めて「ライブ感」は変わったりしましたか？

ミドリ‥配信と有観客をやってみるとやっぱりやる事が違って、パフォーマンスは変えていないですが、配信だと今はどこのカメラが付いているかとかを気にしながらやらプレイしないといけなかったりで、回数を重ねると配信では限界もあるし、やっぱりライブは「生」がいいなと思いました。２０２１年はできるだけ「生」でライブをやるってことにこだわっていきたいですね。

■昨年4月にアルバムが出て、ツアーがあまりできなかった状態だったってことですよね？

ミドリ‥そうですね。ツアー中にアルバムが出る予定だったのですが、ツアーが中止になってしまって、アルバムだけが出た感じになりました。

■普段だったらアルバムを出してツアーでお客さんの反応や反響を肌で感じられる機会があったと思いますが、今回は届けるだけ届けて、反応がSNSぐらいでしかわからない状態でした。チェックをしたりしましたか？

ミドリ‥エゴサーチなどはしないのでファンレターやDMなどで感想をもらっていた感じですね。楽曲制作に於いてはあまり人に影響されたくないというか、自分の作りたいものを作って、出す、という事にこだわりたいので。

■春からの全国5大都市ツアー 「-再怪-ツアー編」は、アルバム出してから地方に行くのが初めてということですが、実質アルバムツアーということですかね？

ミドリ‥本来なら昨年の4月にやる予定だったライブを同じような日程で出来たらいいなと思っていたんですが、今の状況だと色んな事情もあってあえて絞り込んで周れるところでやろうと決めたのが今回のツアーになりますね。

■コールアンドレスポンスがやりにくい状況になっていますが、新時代のZOMBIEのパフォーマンスは作戦を練っていたりするんですか？

奏多‥声も出せなくて動きも制限されていますが、ゾンビポーズをしてもらったりはできるので、ツアーまでに何か楽しめることは考えなきゃなと思っています。

izuna‥加入して初めてのツアーなので自分のパフォーマンスに関しては初見の人も多いはずだと思いますしそういう意味では変えずにやっていくつもりです。

REIKA‥お客さんは暴れることが出来なくて、その場で冷静な状態で見ている分、前よりプレイを見てくれているとは思うので、パフォーマンスなど魅せる事を突き詰めていかなきゃいけないなと思っています。

■次の作品のビジョンや構想などは見えたりしていますか？

ミドリ‥なかなかリリースするのが難しい状況なのでどういう形で出していこうかというのは考えていますね。曲はずっと作っていたので、出していけたらいいなとは思っています。２０１９年までは今までやってきた事の延長線だったので、そこに縛られないように新しいことや、今までになかった曲を作っていきたいなと思います。その出来上がった曲をきっかけに活動の方向を考えていきたいと思います。

■改めて２０２１年のZOMBIEはどんな風にしていきたいですか？

奏多‥ライブはしたいですが、情勢的には今はまだわからない所がありますね。ファンのみんなはライブがない状況でも応援してくれていて、２０２０年、改めてファンのみんなのことが大好きだなと思いました。恩返しをできる一年にしたいですね

■izunaさんはライブがなかなか出来なかった状況からやっと「ZOMBIEのizunaだ！」とアイデンティティをいっぱい作っていけると思うのですが、意気込みや「他のメンバー食ってやる！」などの勢いはありますか？

izuna‥もちろんありますよ！いつでも他のメンバー食ってやろうと思っているので（笑）覚悟してください！

■REIKAさんはプレイヤーとして、バンドマンとして今年さらに面白くしていきたいななどありますか？

REIKA‥昨年の自粛をきっかけにいちドラマーとして動けた部分が自信に繋がりました。基本はもちろんZOMBIEの活動がメインなので、ワンマンだけでなく、対バンイベントなどに出たり、新生ZOMBIEをたくさんの人に知ってもらいたいです。

■最後に読者にメッセージをいただきたいです。

ミドリ‥昨年はバンドとしてあまり活動できなかった分お客さんを退屈にさせてしまったと思うので、２０２１年は4人でステージに立ってみんなの目の前に出ていける一年にしたいです！ツアーで会いましょう！

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≪21年02月のLINE UP≫
2/18（木）18:00 スキゾフレニカ / 鴉-カラス-
2/19（金）18:00 グラビティ
2/22（月）18:00 ZOMBIE
2/23（火）18:00 Sick² / GAM!

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約1年3ヶ月振りの全国5大都市ツアー決定！
ZOMBIE 全国5大都市ツアー「-再怪-ツアー編」

3月20日(土)浦和ナルシス
4月04日(日)札幌CrazyMonkey
4月29日(木祝)福岡DRUM SON
5月02日(日)大阪RUIDO
5月04日(火祝)名古屋E.L.L.